ノイエ・ピナコテーク
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ノイエピナコテーク (Neue Pinakothek) は、ドイツのミュンヘンにある美術館である。
同じミュンヒェンにあるアルテ・ピナコテーク(古絵画館)に対し、ノイエ・ピナコテークは文字どおり「新絵画館」である。アルテ・ピナコテーク開館から十数年後の1853年、その当時の現代絵画を収蔵するため、バイエルン国王ルートヴィヒ1世によって設立された。
18世紀半ばから20世紀の作品約5千点を収集しており、特にドイツ・ロマン派やナザレ派などのドイツ近代絵画、さらにモネ、セザンヌ、ルノワール、ゴーギャン等印象派の作品が充実している。
[編集] 主な収蔵品
- ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ『ひまわり』(1888年)
- アルノルト・ベックリン『波間のたわむれ』(1883年)
- フェルナン・クノップフ『私は私自身に扉を閉ざす』(1891年)
- グスタフ・クリムト『マルガレーテ・ストンボロー=ウィトゲンシュタイン』(1905年)
- フランツ・フォン・シュトゥック『罪』(1893年)
[編集] 外部リンク
- Official Website ドイツ語・英語