ドビー
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ドビーはJ・K・ローリングが書いた小説『ハリー・ポッター』シリーズの第2弾『ハリー・ポッターと秘密の部屋』（ハリー･ポッターとひみつのへや、原題:Harry Potter and the Chamber of Secrets）に出てくる屋敷しもべ妖精の事である。着るものを貰うと自由になれるらしい（衣類に関する特性は、屋敷しもべ妖精の原案となっている北欧の妖精ブラウニーに、そのルーツが見られる）
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 登場巻
[編集] 解説
ドラコ・マルフォイの父親ルシウス・マルフォイに仕えている屋敷しもべ妖精。ボロ布らしき物を着ており、体は茶色く、大きい耳があるのが特徴。『ハリー・ポッターと秘密の部屋』の初登場のシーンでは、ハリーが部屋に居ない隙に忍び込んでベッドの上で飛び跳ねていた。この話でドビーの役は危険であるホグワーツに行ってはいけない、命が狙われているからとハリーに言った。強気に言うが、攻撃されるとかなり弱く、姿を消したり、自分の頭に花瓶をぶつけたり、アイロンで手のひらを火傷させたりとお仕置きしたりする。ドビーはホグワーツに行かせてはならないという使命を達成しようとハリーにしたいたずら（？）は、けっこう痛々しいものが多い。ハリーとロンがホグワーツへ行くために通る9と3/4番線の柱を閉じてハリー達は柱に思いっきりぶつかった。さらにクィディッチ時、暴れ玉『ブラッジャー』を魔法で操りハリーを狙った。その結果ハリーは腕を骨折した。しかし最後のシーンでハリーから靴下をもらい自由になったドビーの魔法の威力はドラコ・マルフォイの父親ルシウス・マルフォイを吹き飛ばすほど強いものだった。
その後魔法使いの家を戸別訪問して就職活動にいそしんでいたが、普通の屋敷しもべ妖精が要求しない給料と休暇を要求したため誰にも雇ってもらえなかった。 しかし、第四巻『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』で学校長のアルバス・ダンブルドアの計らいでついにホグワーツで職を手に入れる。
第四巻では女の子の屋敷しもべ妖精「ウィンキー」とともにホグワーツで働いていて、給料は一ヶ月に1ガリオンと一ヶ月に一度の休暇をもらっている。 アルバス・ダンブルドアからは一ヶ月10ガリオンに週一度の休暇を与えるといわれたが自分から断った。
本人曰く「ドビーめは自由が好きです、でもそんなに自由はいらないのです」とのこと。第二の課題ではスネイプの薬品庫からハリーのために鰓昆布を盗んできた。映画ではネビルが鰓昆布をハリーにあげた。
第6巻ではハリー個人のしもべとなったクリーチャーとともに不審な行動をとり続けるドラコ・マルフォイを尾行した。ハリーを異常なまでに慕っているようで、「ドビーが失敗したら、ドビーは、一番高い塔から身を投げます。」とまで言った。
