トランスリンク (クィーンズランド州)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
オーストラリア・ブリスベンの交通は、トランスリンクと呼ばれる連合が統括している。主にブリスベン市内のバスとフェリーを管轄するブリスベン市交通局や鉄道を運営するクイーンズランドレールが主体となり、ブリスベンの衛星都市に本拠を置く、ローガンシティーバスサービス、パークリッジトランジット（下記に詳細後述）などが連合をつくっている。トランスリンクは、クイーンズランド交通省管轄で、その範囲はブリスベン市内のみならず、南部ローガン市・ボーデザート市・ゴールドコースト市や、西部イプスウィッチ市・ガトン市、東部レッドランド市、北部カボルチヤ市、レッドクリフ市、パインリバー市、サンシャインコースト方面など広大である。2006年5月28日から、北部バスバイパスの延伸工事に伴い、一部バスのブリスベン市街地でのバス停変更が行われた。また2006年7月3日より、トランスリンクすべてのサービスにおいて、燃料価格高騰に伴う運賃値上げが実施される。また2006年後半に共用を開始する、スマートカードと呼ばれる、プリペイド式カードを現在試用中で、レッドクリフ市民を対象にスマートカード促進のためのモニター調査が行われている。
