テルツ少年合唱団
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テルツ少年合唱団(独語：Tölzer Knabenchor)はドイツの少年合唱団。
[編集] 概要
南ドイツのアルプス山中の温泉地バートテルツにゲルハルト・シュミット＝ガーデンによって、モーツァルト生誕200年の年1956年に組織され、現在まで彼によって指導されている。団員の少年は200人を数え、4つのグループに分かれて活動している。
団員は6歳からここで音楽教育を受け、楽器も巧みに演奏する。団員の独唱者たちはほとんど全ヨーロッパの音楽祭に出演し、数多くのレコード、CDを録音している。
ヘルベルト・フォン・カラヤン、カール・ベーム、カール・リヒター、ラファエル・クーベリック、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、ピエール・ブーレーズ、ニコラウス・アーノンクールなどの多くの巨匠や、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団などの超一流のオーケストラがこの合唱団と共演している。
「少年合唱のベルリン・フィル」と呼ばれ、少年合唱独特の清澄さと精緻な力強さをあわせ持った表現を特色としている。
1986年に初来日をしている。
[編集] 関連項目
- 代表作『バイエルンの天使』は、テルツ少年合唱団をモデルとして、音楽に励む少年たちの悲喜こもごもの人間ドラマを描いている。
