チョコボール向井
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チョコボール向井（チョコボール むかい、本名:向山裕、1966年12月15日 - ）は、日本のAV男優・AV監督、プロレスラー。群馬県渋川市出身。
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プロフィール
AV男優・監督
元祖マッチョ系AV男優として有名。アダルトビデオデビューは素人の汁男優オーディション。オーディション受験者のうち、殆どの者が極度の緊張から勃起しなかったが、向井だけがビンビンだったことから採用になり、初作品監督に見初められてプロデビューする。全身が日焼けし睾丸がチョコボールに似ているとされたことが芸名の由来となっている。当初は、本名の向山にチョコボールを付けて、チョコボール向山だったが、長くて言い辛かったので、いつの間にか縮めてチョコボール向井と呼ばれるようになり、そのまま芸名となった。以後、加藤鷹と並ぶAV男優のトップとして活躍中。同じくAV男優として有名なミートボール吉野は向井の弟子である。
また、AV監督としても活動しており、ホットエンターテイメントに自らのレーベル「向井」を持ち、主にナンパ、カップル、風俗モノの作品を監督している。
ゲイビデオ
あまり知られていないが、女性と性行為をする一般的なアダルトビデオだけでなく、男性と絡むゲイビデオにも出演している。
プロレスラー
新日本プロレスの練習生だったこともあるが、腰を痛めたことと、あまりの練習のきつさで、約一週間で退団したらしい。パンクラス関連のジムP's LABで格闘技の修行を積み、1999年、FMWでプロレスデビュー。「ミスター駅弁」として人気を博す。11月23日の横浜アリーナ大会で、リッキー・フジ、フライングキッド市原と組んで、中川浩二、邪道、外道を破り、WEW6人タッグ選手権を奪取した。
FMW崩壊後は、WEWを経て、IWA・JAPANに所属。2005年12月に自主興行開催。同日プロレスデビューを果たしたAV男優の加藤鷹との抗争に気を取られたか、メインイベントで石川雄規に敗戦。12月18日、新日本プロレス後楽園ホール大会に電撃参戦するも永田裕志戦に惨敗。（永田によるとリングインした時に感極まったのか涙を流していたという。ただ、練習生時代に脱走した経歴があり、現役のAV男優でもある彼をリングに上げた新日本プロレスに対しては批判の声が大きい。）永田戦後、その日のうちに別の団体でダブルヘッダーとして村上和成との試合に臨むが、村上に試合中一度もリングに上げてさえもらえない扱いを受けてしまい、試合後「(ダブルヘッダーを考えるなど)自分が間違っていた」という旨の発言をした。
一応プロレスの練習等は真面目に行っており、FMW時代は新人と一緒に雑用もこなすなど本人はプロレスに対しては真剣なようだが、AV男優としての活動も継続していること及びプロレスを題材にしたAVに多数出演したことやAVで「プロレス界にはゲイの洗礼がある」と発言したことなどから彼に対して嫌悪感を持つプロレス関係者やファンはかなり多い（ただ、具体名は挙げないが、ゲイのプロレスラーが結構いるのは事実である）。
2006年12月17日に新宿FACEで行う自主興行を最後に、現役引退することを発表した。頸椎（けいつい）ヘルニアが悪化したためで、今後はIWAのスタッフとしてプロレス界にかかわっていく。
「駅弁」
チョコボール向井と言えば「駅弁」。彼の AV における“得意技”であり、「駅弁ファック」は、女優を男優が抱え上げ、女優の足を男優の肩にかける様子が、鉄道駅ホームで弁当入れを抱えて動きながら弁当を売る売り子の格好に似ているからこの名前がついている。男優の体力を必要とする。
また、プロレスでも「駅弁固め」というオリジナル技を披露している。
逮捕歴
2004年には、いわゆる「ハプニングバー」の一斉摘発により、公然猥褻罪で逮捕され、懲役5月（執行猶予3年）の有罪判決を受ける。ちなみにこの現場では、仕事として依頼を受けAV女優と本番を行っていたとされる。また、その公判中に2003年12月出演のアダルトビデオで、相手役の「女優」が18歳未満だったことから児童福祉法違反容疑で逮捕・勾留された（後にこの件に関しては不起訴処分となった）。
