スーパードンキーコング3
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スーパードンキーコング3 | |
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ジャンル | アクションゲーム |
対応機種 | スーパーファミコン(SFC) ゲームボーイアドバンス(GBA) |
開発元 | レア社 |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1~2人 |
メディア | カセット |
発売日 | SFC:1996年11月23日 GBA:2005年12月1日 |
価格 | SFC:6800円(税抜) GBA:3800円(税込) |
売上本数 | SFC:約177万本 GBA:約7万本 |
スーパードンキーコング3( - スリー、SUPER DONKEY KONG 3)は、レア社が開発、任天堂が発売したテレビゲームである。スーパードンキーコングの第3作目であり、広義には以下の3作の通称として使われる。外国でのタイトル名はDONKEY KONG COUNTRY 3。
目次 |
[編集] 概要
スーパーファミコン用ソフトとしては最高画質・ボリュームを持った作品(当時のCMでも同じ事を宣伝していた)。既にNINTENDO64が発売されていたにも拘らず、それらソフトと同等かそれ以上の売り上げを残している。
達成率は完全クリアで103%となり、ステージクリア、バナナバードの入手、バナナクイーンの救出、ボーナスコインの入手、DKコイン獲得などが条件になる。尚、ゲーム開始時にあるパスワードを入力して難易度を高くした状態で完全クリアすると、さらに上の104%や105%を出すことができる。
[編集] 発売
- スーパードンキーコング3 謎のクレミス島
- ドンキーコングGB ディンキーコング&ディクシーコング
- スーパードンキーコング3(副題なし)
[編集] ストーリー
ドンキーコングとディディーコングが行方不明になり、ディクシーコングが、赤ちゃんのディンキーコングを相棒にクレミス島へ探しに行く。
[編集] ステージ
今作はクレミス島を舞台に物語が進行する。コング島の北にあるが、距離は不明。中央に大きな湖があり、全体的に湿潤。数十年前までは大きな戦争(クレミアン戦争)が起こっていたが、現在は平和である。
前2作と違い、ワールドマップ中の水部分の移動が自由になった事、各ワールドへの出入りが自由になった事などの変更がある。
[編集] ワールド構成
GBA版の内容を基本とする。
- ワールド1「オランガタンガ湖」
- 湖の周囲にステージが配されている。比較的冷涼で、奥には雪山も聳えている。
- ステージの内訳は、
- ステージ1「湖のほとり」(波止場)
- 技の練習用ステージ。基本的なアクションはここで覚えられる。
- ステージ2「シャッターをかけぬけろ」(小屋)
- 天井からぶら下がっているレバーでシャッターを開けながら進む。ボーナスステージもシャッターがテーマとなっている。
- ステージ3「流れに逆らえ」(波止場)
- 水が常に右から左へと流れている。ここのボーナス2は、入るのに水切りジャンプを使わなければならず、更に失敗が許されないという前半最大の難関である。(ポニーテールスピンでも入れるが、難易度はさらに上がる。)
- ステージ4「スリップスリップ」(雪山)
- 地面が滑るが、難易度自体は高くない。
- ステージ5「怖がりエリー」(小屋)
- エリーに変身して進む。所々にいるスニークがスポットライトの下にいる時に目が合うと、一時的に操作不能になる。
- ボス「巨大タル ベルチャ」(小屋)
- (カッコ内の意味は下記ステージ区分の項を参照。)
- ワールド2「クレムウッドの森」
- 鬱蒼とした森を抜けて行く。「リバーサイドレース」でブラッシュの記録を破らないと洞窟へは行けない。
- ステージ1「タルのシールド」(木)
- 移動にロープを多用する。ミンキーが多く住み着いており、横からの攻撃が激しい。
- ステージ2「リバーサイド レース」(川辺)
- 後ろからハチが追ってくるので、強制的に走らされる。1分15秒以内にゴールし、ブラッシュに会いに行くと洞窟へ渡る橋が出来上がる。
- ステージ3「スクイール ホイール」(小屋)
- 当初はシャッターで道が塞がれている。ステージ内にいる全てのスニークを倒して車輪の動きを止めると、シャッターが開いてゴール出来る様になる。
- ステージ4「ジャンピング スパイダー」(木)
- ニッドを使って木を登る。但し、場所によってはタイミングを誤るとバズに激突してしまう。
- ステージ5「おりこうエリー」(川辺)
- コースの大部分をエリーに変身して進む。タルを浮かべて足場を作り、ニブラが住む川を渡ってゆく。タル投げ、水掛攻撃などエリーの能力の殆ど全てを使って進むことになる。
- ボス「恐怖の毒グモ アーリック」(木)
- ワールド3「コットントップの入り江」
- 巨大な滝と湖を中心とする。サンゴ礁がある事から、外海と繋がっているらしい。
- ステージ1「バッザーの湖」(海)
- バッザーの巣が大量にある。途中でエンガードに変身すると、かなり楽に進める。尚、海ステージは必ずゴール付近のみ洞窟になっており、コインもそこにいる。
- ステージ2「タルで滝登り」(滝)
- ステージ名の通り、ブースターバレルで滝を登る。
- ステージ3「クラスプ ロープ」(波止場)
- 水中にニブラが住んでいる為、落ちる事は出来ない。陸上ではロープ移動が主となるが、その大半にクラスプが摑まっている。
- ステージ4「滝登りふたたび」(滝)
- 今回はトラッカーバレルでの横移動が多い。途中でエリーに変身出来るので、ステージ2より難易度は低い。
- ステージ5「はらペコニブラ」(海)
- 最初からニブラが付きまとう。ニブラの性質については後述。
- ボス「激流の魔物 スクワーター」(滝)
- ワールド4「メカノス工場の島」
- クレミス島の中央に浮かぶ小さな島。公害を防ぐ為に工場はここに集約されているが、それでも付近の環境に影響が出てしまっている。ちなみに、ホバークラフトを入手していればワールド3とワールド4はどちらから攻略しても良いが、ターボスキーを入手するためには両方のワールドをクリアする必要がある。
- ステージ1「ファイアーボール カービン」(工場)
- カービンが多数飛んでおり、攻撃が激しい。
- ステージ2「ダクト コースター」(ダクト)
- 強制的にそりに乗せられ、ダクト内を走らされる。敵の他、排気口や壁に当たってもダメージを受ける。
- ステージ3「ハラハラノコギリ」(木)
- 下からノコギリが上がってくる。触れると勿論アウト。
- ステージ4「タルタルパニック」(工場)
- バズーカが多いが、ステージの雰囲気はステージ1と変わらない。
- ステージ5「ふわふわダクト」(ダクト)
- ガスを利用して驚異的なジャンプ力が出せるが、動きはかなり遅くなる。後半はコークスに変身して進む事になる。
- ボス「メカノスの脅威 カオス」(工場)
- ワールド5「ゆきやまK3」
- 標高が高く、深く雪が積もっている。山小屋があるが、住人は殆どいない様だ。
- ステージ1「クレバスを登れ」(崖)
- クラスプを避けながら上へ上へと登って行く。但し、何箇所か下方向へ進む場所も存在する。
- ステージ2「とまらない とめられない」(雪山)
- 「ダクト コースター」同様、強制的にそりに乗せられる。穴に落ちるとミスとなるので、難易度が上がっている。
- ステージ3「流れゆくタル」(滝)
- 今回は流されてくる無数のタルを使って滝を登る。敵は少ないが、足場が小さいので油断がならない。ディンキーを操作キャラとする場合難易度が上がる。
- ステージ4「狙われたスクイッター」(工場)
- スクイッターに変身して進む。常に謎の照準に狙われ、一定の間隔で攻撃されるので、難易度が非常に高い。ボーナスステージはプレイヤーが照準で敵を狙撃する異色のステージ。
- ステージ5「レンギンの庭」(雪山)
- ステージの至る所でレンギンが滑っている。それ以外に特筆される点は無い。
- ボス「K3の怪人 ブリーク」(特殊ステージ)
- ワールド6「カミソリ渓谷」
- 広く、深い谷間が舞台。地形が悪い為、ステージの難易度も高い。
- ステージ1「とつげきコークス」(洞窟)
- コプターだらけの洞窟をコークスに変身して進んで行く。
- ステージ2「ファイアーロープ パニック」(崖)
- 火がついたロープで敵だらけの崖を登る。火より下はロープが無くなり、強制スクロールで上にも自由に行けないという、驚異的な難易度を誇る。途中、ロープの乗換えまである。
- ステージ3「暗闇 水中めいろ」(海)
- 真っ暗な水域を、グレーミンブリームの光だけで進む。光が消えると殆ど周りが見えなくなってしまう。視界が悪くても細かい操作が要求される。GBAでは暗い場所でのプレイは避けたい。
- ステージ4「ともだちがいっぱい」(洞窟)
- スコークス、エンガード、エリー、スクイッターを乗り継いで進む。アニマルフレンドさえ逃がさなければそれ程難しくない。
- ステージ5「ロープで大騒ぎ」(崖)
- バズを避けながらロープを渡る。ボーナス3はパリーが禁止サインで変化するため、失敗が許されない。
- ボス「水辺の怪物 クロクタプス」(水辺)
- SFC版ではバーボスが登場。
- ワールド7「カオスの隠れ家」
- クレミス島の最深部にある空間。いつしかクルールが住み着き、不気味な城を建ててしまった。
- ステージ1「コンベア ロープ」(ジャングル)
- 一定方向に動くロープを使って谷を渡る。「ロープで大騒ぎ」以上にバズの配置がいやらしい。
- ステージ2「おばけタルの洞窟」(洞窟)
- おばけタルが多数登場。避けたり、利用したりしながら洞窟を進む。
- ステージ3「カミナリに気をつけろ」(川辺)
- 一定の間隔で雷が落ちてくる。雷はランダムでなくコングをめがけて落ちてくる。水中では直接触れなくても感電してダメージとなる。敵も多い。
- ロストワールドを除けばここが最難関だろう。
- ステージ4「コインドーザーの森」(ジャングル)
- ほとんどの足場にコインドーザーがいる。時には足場にしなければ先へ進めない。狭い足場にいる場合はすぐに突き飛ばしにかかって来るため難易度が高い。
- ステージ5「さかさまパイプライン」(ダクト)
- 水が溜まっているが、これに触れている間は十字キーの操作が逆になってしまう。
- ボス「復讐のマシン カオス」(ラボ)
- クルールとの連戦になる。カオスは弱いのでクルールとの戦いがメイン。
- ワールド8「クレマトア島」(ロストワールド)
- 「コンパス岩」と呼ばれる4つの岩の周囲を回ると出現。前作とは違い、「意図的に隠された」小島である。ブーマーもここに閉じ込められた。先のステージに進むにはブーマーにボーナスコインを渡し、道を塞いでいる岩を破壊してもらわなければならない。
- ステージ1「暴走エリー」(ジャングル)
- 題名の通り、エリーがジャンプ以外制御不能になる。暴走中の操作はそりと同じだが、カフ&クラウトは倒せないので避けるしかない。尚、ここでもパリーが変化するボーナスステージがある。
- ステージ2「タル100連発」(崖)
- バズーカが撃ち出す鋼鉄製バレルを利用して崖を登る。但し、所々に赤バズがいて通路を塞いでいるので、Sバレルに触れに行かなければならない。また、クラスプや大量のリコイルも登場するので気が抜けない。
- ステージ3「最強のふたご」(洞窟)
- カフ&クラウトが大量に出現。前半はスクイッターがいるが、後半は避けながら進むしかない。
- ステージ4「スイーピーの森」(木)
- スイーピーが飛び回る。前半はスコークス、後半はロープアクションとなる。スイーピーを足場にして上に上がるなど高度なアクションを要求され、ゲーム中屈指の難易度を誇る。
- ステージ5「ポンコツロケットでゴー」(崖)
- 今にも壊れそうなロケットに乗って進む。前半は落下しながらバズの群れの中を進み、後半はゴールまで高速で一気に飛び上がる。ロケットの燃料がなくなるとミス。ジャンプまたは上ボタンで炎が吹き出して落下の制御・下への攻撃ができる。新しく登場するロケットを手探りで操縦しなければならないため、非常に難度が高い。
- ボス「怒りの科学者 バロンクルール」(潜水艦)
- 前よりもパワーアップしてバロンクルールが再登場。
- ワールド9「パシフィカの滝壺」
- リメイク版にのみ登場。ハイレベルな水系ステージが作られている。「ワールド9」とあるが、実際にはターボスキー入手時点で行かなければならない。殆どが水中ステージだが、水が無いステージもある。
- ステージ1「汚れた排水溝」(ダクト)
- 前半は水中、後半は陸上を進む。特に変な仕掛けは無いが、敵の密度が非常に高い。
- ステージ2「嵐の前」(波止場)
- 背景に暗雲が立ち込めている。内容的にはGB版の「フォード ノックス」を再アレンジした感じ。このステージでは何も起こらないが、実はステージ5の伏線となっている。
- ステージ3「水中探検」(木)
- ステージの大半が水に浸かっている。リラーチやバッザーが動き回り、わずかに残る陸上部分にはミンキーやバズがいるという、非常に難易度の高いステージ。
- ステージ4「タル大砲の崖」(崖)
- タル大砲で崖を登る。前作の「とげとげ タルめいろ」を簡単にした感じのステージ。
- ステージ5「サンゴの森」(海)
- 海が荒れている為に時折強い流れがある。逆らえる様な強さではなく、さらに敵の数も異常に多いという、本作で1,2を争う難易度のステージ。
- ステージ6「ダクト サーフィン」(ダクト)
- 前半はそりで、後半は徒歩で進む。ここも敵が多いが、後半開始直後の鋼鉄製バレルに乗ると、数段楽にクリア出来る。名前通り、波の様な地形が多い。
- ボス「湖の番人 バーボス」(海)
[編集] ステージ区分
- 波止場
- 湖に架かった桟橋のイメージ。落ちても下は水だが、ニブラがいる場合もある。
- 小屋
- 倉庫の様な建物が舞台で、ところどころに白い粉(小麦粉?)が入った袋が積まれている。難易度は低いが、シャッターやスニークの車輪など独自の仕掛けが多い。
- 雪山
- 雪が積もっており、すべる。雪小屋が建っているが、手前を通れるものと、通れないものがあり、そりに乗っている時はその識別が重要になる。
- 川辺
- 川とその近くの道が舞台。その2つのルートの使い分けが大切。
- 海
- 珊瑚礁の表現がよりリアルになった事以外初代と変わらない。
- 木
- 巨大な木が舞台。その内部と張り出した枝を使って上へ上っていく。狭いので敵を避けづらい。
- 崖
- ロープやタル大砲を使って進む。ロープにはクラスプがいたり、火が点いていたりするものも多い。
- 工場
- 19世紀ぐらいのイメージか。色のついた熱い液体の入った容器がたくさん置いてあり、製鉄か化学製品の工場と思われる。
- 滝
- 滝の表側と裏側で道が独立しており、それを把握しながら進まないといけない。
- 洞穴
- 初代のものと違い、水の浸食によって出来たという感じ。実際、水のたまっている場所もある。
- ジャングル
- 後半に登場。敵の攻撃が激しくなってくるが、ステージ自体は地味。
- ダクト
- 何かの管の中を通っていく。ここも敵を避けづらい他、怪しいガスや液体が溜まっていたりする。
- ラボ・潜水艦
- 共にボス専用のステージ。クルールの作った仕掛けが多数ある。
[編集] ほら穴
バナナバードが閉じ込められている場所。当初は周囲の地形に同化しており、入り口の前でBボタンを押す事で壁が崩れ、中に入れる様になる。入ると4つのクリスタルが光り出すので、同じ順番で光らす(ボタンの上下左右と連動)と救出できる。
名前を以下に挙げる。カッコ内は場所と光る回数を示す。
- ブーティーのほら穴(ワールドマップ内、3)
- スマッグのほら穴(オランガタンガ、3)
- アーリックのほら穴(クレムウッド、4)
- 川の対岸にあり、「リバーサイドレース」でブラッシュの記録を塗り替え、ブラッシュを怒らせる事で橋が作られる。
- コングのほら穴(ワールドマップ内、5)
- 入るのにホバークラフト以上の乗り物が必要。
- バウンティのほら穴(コットントップ、5)
- 空中のほら穴(メカノス、6)
- クレーンで吊り上げられているので「ビッグベジー」を使って人間大砲で入る。
- アンカバのほら穴(ワールドマップ内、6)
- 入るのにターボスキー以上の乗り物が必要。
- K3のほら穴(K3、7)
- クリフトップのほら穴(カミソリ、8)
- 崖の上にあり、ビヨーンのリフトに乗って行く。
- うずまきのほら穴(パシフィカ、7)
- リメイク版のみ登場。
- 地下水路(隠れ家、9)
- ここのみ鉄格子で入り口が閉ざされている。バッフルの暗号を解くと開き方が分かる。
- ベルのほら穴(ワールドマップ内、10)
- 入るのにファンキーコプターが必要。
- ヒルトップのほら穴(ワールドマップ内、11)
- 入るのにファンキーコプターが必要。
- ケイズのほら穴(ワールドマップ内、12)
- 入るのにファンキーコプターが必要。
[編集] 味方
[編集] コングファミリー
- ディクシーコング
- 今作の主人公。
- ディンキーコング
- 赤ちゃんだが、力はドンキー並。ファンキーの親戚。
- 水面に向かってローリングアタックをしてもう一度Yボタンを押すと水きりジャンプができる。これを使わなければボーナスステージやDKコインを取れない場所も。
- 敵にぶつかってミスすると大声を上げて泣き出す。
- ファンキーコング
- 今作では水上のを中心に色々な乗り物を貸してくれる。リメイク版ではボートを使ったミニゲームに挑戦できる。
- リンクリーコング
- 今作では洞穴でエアロビクスやテレビゲームをしている。BGMや、パンチ、キックという単語から、時期的にも、やっているゲームはスーパーマリオ64と思われる。その最中にもゲームデータをセーブしてくれる。寝ている場合は、ディクシー達が勝手にセーブする事になる。
- なお、リンクリーはこの作品を最後に亡くなった。が、幽霊としてその後もコングたちにアドバイスをくれる。
- スワンキーコング
- 今作では下半身だけタルに入ってゲームのMCをしている。クランキーに勝つと沢山のアイテムがもらえる。
- リメイク版ではパイプ上のコースを走り星を集めるミニゲームに変更されている。こちらは年齢制限があるらしくディクシーのみの参加となる。
- クランキーコング
- 今作ではスワンキーのテントでゲームの対戦相手をしている。かなり負けず嫌いで、負けると大人気無く何癖をつける。
- リメイク版ではクランキーの道場で修業をしている。
- ディディーコング
- 今作ではクレミス島で行方不明になった。
- ドンキーコング
- 今作ではディディーと一緒に行方不明になった。
- コングファミリーの項目も参照。
[編集] アニマルフレンド
- エンガード
- 今作では乗るというより変身のほうが多い。Aボタンで溜めスーパーダッシュができる。
- スコークス
- 動きは2と変わらない。
- コークス
- 今作では、パラシュート効果の代わりにタルを掴めるようになった。そのためコングたちを掴むことはできないので、変身のみの登場。
- スクイッター
- 今作でも蜘蛛の巣が使える。なぜか敵を踏めるようになった。
以下は新登場のキャラクター。
- エリー
- 象。水を吸ってとばしたり、タルを吸い寄せたり出来る。スニークが苦手。
- パリー
- 小鳥。上空をついてきて、高い所のアイテムを取ってくれる。しかし、体当たりで倒せない敵に触れると逃げてしまう。他のアニマルフレンドと違い、一度逃げると戻ってこない。アニマル禁止サインまで誘導すると貴重なアイテムに変身することが多い。
[編集] クマの友達
クレミス島に住むクマの仲間達。
- バザー
- 雑貨店のオーナー。ベアーコインで物が買える。ちなみに、ゼルダの伝説のリンクを知ってるらしい。終盤にブーマーがここで扇風機を買ってくるが、値段に対してクレームをつけられる。
- バチュラー
- リメイク版にのみ登場するキザなクマ。彼女に渡すプレゼントを買ってくる様に指示する。
- バーナクル
- 貝殻コレクションが趣味。特に綺麗な貝殻が好き。リメイク版では「オランガタンガ湖」から
- 「パシフィカの滝壺」に移っており、集める物も海洋関係全般に増えている。
- ブラッシュ
- リバーサイドレースのチャンピオン。記録を破られると物凄く悔しがる。
- ブルンダー
- 島の情報は良く知っているが、性格が悪く、聞きに行くと鼻であしらわれる。なぜか関西弁でしゃべる。攻略本などの単語は、明らかにプレイヤーを意識している。
- ブルー
- 内気でナイーブな性格。体毛もブルー。BGMは少しスローな感じを使用。カレンダーに赤丸が書いている。リメイク時に多額の借金を抱えている事が明らかに。
- バズーカ将軍
- 元軍隊。「ビックベシー」という大砲を持っている。しかし弾を持っていない。昔、戦争に参加していて、大砲とともに英雄だったようである。
- ベラミー
- 植物学者。島の環境汚染に悩んでいる。とある花を追い求めている。
- バーター
- おしゃれ好きな紳士。手と顔が汚れているのを気にしている。
- ブリザード
- 登山家。ブルーの友達。体毛は白。雪山「K3」の登頂を目指して山小屋で準備中。リメイク時に体毛の色が変わった。
- ベニー&ビヨーン
- カミソリ渓谷でリフトを動かしている。弟のベニーが下のリフトにいて、兄のビヨーンが上のリフトにいる。ベニーの方が性格が悪い。
- バッフル
- 暗号解読のプロフェッショナル。ハワイアン風の服を着ている。回文で話すことがある。
- ブーマー
- 何でも壊すのが生きがいという物騒な性格の為、島の奥地に閉じ込められている。しかしこの爆弾が終盤で役に立つ。
[編集] バナナバード
バナナの姿をした鳥。バロンクルールの陰謀で島のあちこちに閉じ込められている。
- バナナバード
- 全て助け出すとバナナクイーンの所へ連れて行ってくれる。ちなみに、学名は「ゴルダス・フラッタース」と言うらしい。
- バナナクイーン
- バナナバードの女王。雲の上に閉じ込められており、全てのバナナバードを助けて連れて行くと助ける事が出来、バロングルールを倒してくれる。
[編集] クレムリン軍団
[編集] ザコ
- コブル
- 地上をせかせかと歩きまわっている。
- スキッダ
- 雪山にいるコブルの色違い。オーバーに滑る動作をしながら移動する。
- クランプル
- 特徴は1のクラッシャ(青色)とあまり変わらない。
- リコイル
- 尻尾をバネのようにして弾んでいる。
- ノッカ
- タルの中に入っている。入っているタルは専用の緑のタルなので不意打ちをくらう心配は無い。正体は不明だが、手足はバズーカと似ている。赤色の者はTNT爆弾を持っている。
- 踏むと普通のタルとして使える。但し、赤ノッカは他の赤ノッカをすり抜けてしまう。
- 水に入ると他のタルと違って沈む。この時、たとえ動いていても当り判定は無い。
- クラスプ
- オレンジ色のタルに入っている。姿はノッカと似ているが、TNT爆弾をタルの中に入れており、触れると爆発する。ロープにぶら下がって移動している。
- クチャカ
- 紫色のタルに入っている。姿はノッカと似ているが、移動せず、爆弾を次々と投げてくる。なぜかどんな攻撃も効かない。
- クリンプ
- 後ろからローリングアタックで倒せる事以外は2のクランポンと変わらない。
- バズーカ
- 体にしては大きなバズーカ砲を持っている。撃ちだされるものはSバレルと連動していて、もの次第で使える場合もある。バズーカ砲は足場にできる。ただしTNTバレルを踏んだ場合はミスとなる。
- バズーカ砲にはレーザーポインターが付いているが、別にコング達を狙ってくるわけでは無い。
- バズーカ砲は丈夫でほとんどの攻撃を受け付けないため、本体に直接攻撃が届くクモの糸か、バズーカ砲ごと破壊できるTNTバレルでしか倒せない。
- リメイク版ではクモの糸が効かなくなった。
- コプター
- 両手に持った板で竹トンボのように飛ぶ。硬いヘルメットをかぶっているため倒せないが、頭の上でバランスをとり続けると足場にもできる。
- カフ&クラウト
- 目の色以外は全く区別がつかない双子。常に2匹一緒にいて、交互にジャンプしたり一緒にタックルしたりしている。片方のみを倒すともう片方がずっと後をつけてくる。TNTバレルかクモの糸以外の攻撃は効かない。
- どっちがカフでどっちがクラウトか、どっちが兄(姉)でどっちが弟(妹)かはわかっていない。
- コイン
- DKコインがはめ込んである盾を持ち、鉄のバケツをヘルメット代わりにしてじっとしている。盾は常に近くの敵に向ける。しかし背中ががら空き。倒すとDKコインが盾から外れる。特に攻撃はしてこない。
- コインドーザー
- コインの色違い。盾には何もはめ込んでいない。近づくと盾を前に出しながら突進してきて跳ね飛ばそうとする。ぶつかってもダメージはない。コインとは違い、倒す事は出来ない。
[編集] ボス
- バロンクルール
- 科学者。物理攻撃より間接攻撃(電流を流す)のほうが主である。結婚しているらしい。エリア7でカオスと戦っているときに足だけがカーテン越しにはみ出ている。
- 2回目はファイアーボールを飛ばしたり電流を流す。
[編集] エリアボス
- ベルチャ
- 「オランガタンガ湖」のボス。巨大なタル。クリッククラックの入ったタルを吐きながら少しずつ迫ってくるが、そのクリッククラックが口に入ると食べてしまう。しかし、さすがに美味しくないらしく、ものすごい勢いでさがっていく。クリッククラックに触れるとミスになるが、吐き出したタルやベルチャ本体にダメージ判定はない。
- アーリック
- 毒蜘蛛。画面の中を飛び回り毒の弾を吐き出す。爪に毒があり、弱点はアゴ。背中には乗ることができる。
- スクワーター
- 「コットントップの入り江」のボス。岩の化け物。エリーに変身して戦う。滝の中に住んでいる上に自身も水で攻撃するが、目に水をかけられるのが最も苦手。
- カオス(1戦目)
- クレムリン軍団の新たなボスと思われたが、実体はバロンクルールが作り出した攻撃用のロボット。時々停止して剣を回転させるが、これを足場に弱点の頭を踏みに行ける。また、まれにグローブを出して登るのを妨害する。更に、3回攻撃すると頭に被っている物体が分離し、レーザー攻撃をしてくる。
- 費用と時間を減らすため身近な物で作られているが、そのせいで性能は悪く、武器を全て使いこなせているとは言えない。倒すと、復讐を誓う言葉を残し、逃げてゆく。
- ブリーク
- 「K3」のボス。雪だるま。直接戦わず、雪合戦で攻撃し合う。卑怯者で、負けてくると頭の帽子から雪玉を発射してくる。
- バーボス
- 大きなリラーチ。エンガードに変身して戦う。左右をリラーチでガードしているが、倒せるのでいいガードをしているとは言えない。リラーチや巻き貝の誘導ミサイルを出したり、トゲを発射して攻撃したりする。弱点は目。「カミソリ渓谷」のボスだったが、リメイク時にクロクタプスと交代で「パシフィカの滝壺」に移動している。
- カオス(2戦目)
- 「カオスの隠れ家」で再登場。今回は全く動かないが、剣も出さないのでタルを頭にぶつけて倒す。1発当てた時点で頭が吹っ飛び、残された支柱が爆弾攻撃を始める。この支柱を破壊すると全機能が停止する。
- 体内にドンキーとディディーを格納していた事が、倒した後に明らかとなる。
- クロクタプス
- リメイク時に追加されたボス。謎のアメーバで、触手を伸ばして攻撃してくる。適当に逃げ回っていれば勝手に爆弾を掴んで自滅する。また、3回爆弾を掴ませる度に色が緑→茶→赤と変わって行く。
- 赤くなると触手を同時に2本伸ばす様になって危険度は上がるが、ダメージを与え易くもなる。
[編集] 通常の敵
[編集] 地上
- スニーク
- 大型のニーク(2参照)で、ニークのようなかわいらしさは無い。車輪を回しているものもいる。
- ブリップルズ
- ハリネズミ。顔と腹部以外は針で覆われており、それらを守るために丸まって転がるものもいる。
- レンギン
- ペンギン。雪山の穴から次々と出てきて地面を滑っていく。
- クリッククラック
- 甲虫。外見以外は2のビートルと同じ。飛べない場合が殆どだがごくまれに飛ぶ。
- ミンキー
- 小型の猿。縄張りを守るため木の壁に張り付いてドングリを投げてくる。背景扱いされるらしく倒せない。
[編集] 空中
- バズ
- 外見は蜂に似ているが、腹部に回転するノコギリが付いている。もちろんアイテムなどでないと倒せない。赤色のは2のジンガー(赤色)と同じで、TNTバレルもしくは無敵バレルによる無敵状態中でなければ倒せない。
- ブーティーバード
- アイテムを飲み込んでいる鳥。攻撃を加えると、それを吐き出して逃げていく。
- ニックナック
- クリッククラックの色違い。近づくと飛んでくる。地上付近にいるものは1度踏むとひっくり返って攻撃に使える。この敵を踏みジャンプに利用しないと行けないボーナスステージもある。
- スイーピー
- キツツキ(?)。集団で移動するものと単独のものがいる。木に開いた小さな穴に飛び込んでいく習性がある。穴がない場合突き刺さってしまう。こうなると自力では動けなくなり、踏み台として使えるようになる。
[編集] 水中
- ココ
- 魚。ピエロのような頭をしている。緑色のは1ヵ所で留まっていて、オレンジ色のは決まった場所を往復している。という設定だが、後半になると緑色でも動く様になる。
- バッザー
- 魚。常に巣穴から巣穴へと泳いでいる。途切れる事は無い。
- 緑リラーチ
- 貝。常に開閉している。貝が開いてる時しか倒せない。その場にいるものと上下に移動してるものとがいる。尚、「サンゴの森」では最後の1匹を除いて金色をしている。
- 紫リラーチ
- バーボスの護衛用キャラ。貝殻が閉じっぱなしなため、通常攻撃では倒せない。
- 巻貝ミサイル
- バーボスの攻撃用キャラ。エンガードを追ってきた後、一定時間すると狙いを付けて飛んでいく。普段は紫色だが、狙いを定めると黄色くなる。
- バウンティパス
- 顔が膨らんでいる魚。その他はブーティーバードと同じ。
- グレーミンブリーム
- バウンティパスの色違い。攻撃すると光を発する。倒せない(そもそも倒す必要もないが)。
- ニブラ
- 魚。常に空腹で食べる物を探している。コング達の後を追ってくる。空腹になると色が赤っぽくなっていく分かり易い敵。波止場のステージにいる者は食べる物が無い為常に赤い。
- ココを食べると満腹になるが、リラーチを食べると怒り、余計空腹になる。満腹になっても少し経つと空腹になる。ちなみに、緑のココより赤いココの方が好きらしい。
- 他の敵がいるとそれを食べるために一時的に離れていくが、食べ終わるとまた戻ってくる。禁止サインより先は追ってこないのでひたすら機嫌を取りながら進むしかない。
[編集] 特殊
- カミナリ
- 空からコングめがけて落ちてくる。稲妻が見えた所にすぐ落ちる。水中にいるときに落ちると感電する。ちなみに物を持っている間に直撃しても、感電はしない。
- ニッド
- 背中に板を乗せたクモ。触れても大丈夫。黄色のは常にジャンプしていて、赤色のは板に乗るとジャンプする。一定のコースから外れる事は無い。
- ハチの大群
- リバーサイドレース中に追ってくる。水中までは追ってこれない。
- カービン
- フクロウ型のメカ。画面の奥を飛んでいる。足に持っている砲台からファイヤーボールを飛ばしてくる。直接触れる事が出来ないので倒せない。コングを追いかけてくるものもいる。
- ファイヤーボールは地面でバウンドするが、バウンド後は当り判定が無くなる。
- 照準
- 画面の手前からスクイッターを狙ってファイヤーボールを撃ってくる。カービンのものと違い禁止サインの所までずっと追ってくる。
- 画面の手前からの攻撃なので誰の攻撃なのかは分からない。禁止サインから先は追ってこないものの、消滅するわけではなく、それより前に戻ると再び攻撃を始める。鉄板の陰に隠れれば攻撃を防げる。
- おばけタル
- お化けの顔をした白いタル大砲。現れたり消えたりする。罠の場合もある。
[編集] アイテム
- バナナ
- ステージ内に落ちている。100本で1アップ。
- バナナ束
- バナナの10本セット。
- K・O・N・G パネル
- 全て集めると1アップ。
- ライフバルーン
- 取ると残機数が赤が1アップ、緑が2アップ、青が3アップ。今作ではディクシーの顔が描かれている。
[編集] コイン
- DKコイン
- クレムリン軍団のコインが盾にはめ込んでおり、倒すと盾から外れて手に入れれる。各ステージに1つずつある。全て集めるとファンキーコングがファンキーコプターを貸してくれる。
- ボーナスコイン
- 「B」の文字が描かれている。ボーナスステージをクリアしたりボスを倒すと手に入る。最後のエリアに行く為に必要。
- ベアーコイン
- クマの絵が描かれている。バザーの雑貨店で買い物したりスワンキーのテントでゲームをする為に必要。
[編集] タル
- タル大砲
- 今作も種類が増えた。後述する。
- DKバレル
- 壊すと、いなくなったパートナーが中から出て来る。
- TNTバレル
- 壊すと爆風が広がり、周囲の敵も倒す事が出来る。
- 鋼鉄製バレル
- 硬いので壁に当たっても跳ね返る。また、上に乗ると無敵状態で進む事が出来る。
- ボーナスバレル
- 「B」の文字が書かれている。入るとボーナスステージに行く事ができる。内容は後述。
- アニマルバレル
- タルに描いてある絵と同じアニマルフレンドに変身出来る。
- 無敵バレル
- 壊すと一定時間の間無敵になる。「!マーク」が描かれてある。
- ワープバレル
- 入ると、ゴールの近くまでワープできる。「W」の文字のマークが描かれている。エリア3からは出なくなる。
- Sバレル
- 触れるごとに、バズーカが発射するタルの種類を変えられるスイッチ。「S」の文字が書かれている。
- 点火バレル
- ポンコツロケットを点火させて一気に上昇させるタル。
- タルのシールド
- 木の中にあるロープに付いているタル型の盾。常に上下に移動している。
- 燃料タンク
- ポンコツロケットの燃料を増やすタンク。
[編集] タル大砲のバリエーション
- 手動式タル大砲
- 入ると回転を始め、発射は任意で行う。白い塗装がされている方が出口。少しずつ止まりながら回転する物と、クルクルと連続で回転する物がある。
- 自動式タル大砲a
- 矢印が書いてあり、入ると直にその方向へ発射される。
- 自動式タル大砲b
- 破裂した感じのマークが書いてある。入ると、一定の決まった方向に飛ばされる。発射された後も、制御は出来ない。
- トラッカーバレル
- 左右に移動出来る。「T」の文字の左右に左右の矢印が描かれている。
- ブースターバレル
- 入るとタルが点火して上昇し、自動的に発射される。矢印が描かれている。
[編集] ボーナスバレルのバリエーション
今回は「バナナを○○つかめ」が追加された。
- 星を○○集めろ
- 制限時間内にステージ内にある星を指定された数以上集めるとコインが出現する。
- バナナを○○つかめ
- 不規則に出現する青バナナを制限時間内に指定された数集めるとコインが出現する。
- みんなやっつけろ
- 制限時間内にステージ内にいる敵を全て倒すとコインが出現する。
- コインを探せ
- ステージ内の何処かに出現しているコインを時間内に見つけ出す。敵は無視して構わない。
[編集] 乗り物
- そり
- 雪の上だけでなく、ダクトの中も走れる。敵も踏める。
- ポンコツロケット
- 名の通りポンコツなロケット。老朽化が進んでいて、多少の衝撃でも壊れたりダメージを受けたりする。また、左右の動きが逆になっている。さらに、燃料効率が悪く、大量の燃料を使わないと上昇できない。炎を噴射して敵を倒せるが、噴射するごとに燃料が無くなっていく。
[編集] ファンキーコングのレンタル
マップ画面にある「ファンキーのボート小屋」で借りる事が出来る。
- モーターボート
- 海の上を移動出来る。岩や滝などは越えれない。
- ホバークラフト
- 海上にある大きな岩も超えられる。
- ターボスキー
- スピードを上げれば滝も上れる。
- ファンキーコプター
- 飛べるので、島中くまなく探索出来る。
- リメイク版のミニゲームでは機関銃や体力が設定される事もある。
[編集] その他
- 星
- ボーナスゲームでのみ登場。規定数取ればクリアとなる。
- 青バナナ
- これもボーナスゲームのみ。星と違い、一定時間で消えてしまう。バナナの本数には加算されない。
- 歯車
- ロストワールドのゴールフラッグから出てくる。ブーマーの家にある機械を動かすのに必要。
- コンベアロープ
- コンベアの回転により、一定の速度で左右どちらかに動いている。1にも似た様な設備があったが、それと異なり、方向による色分けはなされていない。
- 雲
- GB版のみに登場。足場になるが、一度乗ると崩れてしまう。
- ゴールフラッグ
- 各ステージの最後に置いてある機械。これにぶら下がり、旗を揚げればクリアとなる。
- 旗は5タイプあり、クリアしていないステージは「K」、クリアのみしたステージは「しぼんだ旗」、ボーナスコインを全て取ってクリアしたステージは「なびいた旗」、DKコインのみ取ったステージは「しぼんだ旗+三角旗」、完全にクリアしたステージは「なびいた旗+三角旗」がマップ上に揚がる。ワールドマップでも同様。また、ディクシーでクリアした場合はピンク、ディンキーでクリアした場合は水色の旗になる。コングの色が違うとディクシーが紫、ディンキーは緑になる。
[編集] スワンキーのミニゲーム
「スワンキーのテント」で遊べる的当て。遊ぶにはベアーコイン2枚が必要。勝つと大量のコインがもらえ、負けると1枚だけ返される。
- ポイポイゲーム
- クランキーと同画面で勝負し、時間内にクランキーより多くの的を当てるとクリア。
- こっちにポイポイ
- クランキーと別画面で勝負し、クランキーより先に3ヒット多く当てればクリア。
- ポイポイ25
- クランキーと別画面で勝負し、クランキーより先に25ヒットさせるとクリア。
- スーパーポイポイ
- クランキーと別画面で勝負し、クランキーが先にミス(的はずれ・見逃し)すればクリア。
[編集] 本ゲームの評価
一部で「もはやマンネリ化してしまっている」「2の方が造りが良かった」という批判があるものの、前述の通りNINTENDO64ソフトと同等か、それ以上の売り上げを残している。末期のSFC作品でこれ程の売り上げを見せた作品は他に無く、いかにこの作品の評判が良かったかが覗える(これより後のSFC作品は殆ど宣伝されなかった為、実質的に売り上げを伸ばす事は不可能であったという現実もあるのだが)。また、2に比べてデータが消える等のバグが減らされている事も、地味な点ながら好評であった。
しかし日本人が多数製作に加わっていた1、2と異なり、この作品には日本人の手が全く入っていないためか海外色(所謂「洋ゲー」)が強く、一部ファンからは反発があるようである。
[編集] リメイク(GBA版)
[編集] 内容
GBAで発売。ストーリー自体はSFC版と変更が無いが。新たに「パシフィカの滝壺」ステージやミニゲームの追加、全ての音楽が変更されるなどの変更点がある。尚、本作の音楽は通常よりもかなり多くの音源を使用している関係で、一部効果音と重なると途切れるパートがある。また、音源が変更された為か、キャラの効果音(羽音、声など)やクリスタルが鳴る音も変わっている。
[編集] 変更点
- SFCより、定価が安くなった。
- コング達の動きがSFC版と微妙に異なり、ローリングアタックの速度が下げられたり、ディンキーがディクシーを投げる高さが低くなるなどの変更がある。
- ディンキーの声優が変わり、声が高くなった。
- 前2作同様、マップが新規の物に差し替えられた。但し、「パシフィカの滝壺」入口付近を除いてSFC版に準じた設計がなされている。
- ワールドマップ、ステージ、ロストワールドの音楽が統一された。
- 「ゆきやまK3」をクリアしなくても「カミソリ渓谷」へ行ける様になった。
- 「クレムウッドの森」の「タルのシールド」と「ジャンピング スパイダー」の位置が入れ替わっている。
- ボス、クマ共に1体ずつ増えた。どちらも「パシフィカの滝壺」ではなく、既存のキャラを置き換える形で登場し、そのキャラが「パシフィカの滝壺」に移っている。
- ステージのどこでもセーブが出来る様になった。これに伴い、「リンクリーのほら穴」はワールドマップに1箇所のみにされた。
- 各ステージの「リンクリーのほら穴」跡にはクランキーが入り、「クランキーの道場」を開いている。訪ねると、2コインでブリップルズを跳ね返すゲームが遊べる。初回クリア時にはバナナバードが手に入る。
- クランキーが移動した為、スワンキーのゲームが変わっている。今回は、パイプ内の星を集める「スワンキーのダッシュ」となった。遊ぶには2コイン必要。ここでも初回クリア時にはバナナバードが手に入る。
- ファンキーのボート小屋でもミニゲームが遊べるようになった。課題を全てクリアすると、バナナバードをもらえる。無料。
- メインメニューにチートコードを打ち込める画面が追加された。ここで一定の言葉(公式ページで発表)を打ち込むと裏技が作動する。
- 音楽が全て新しい物にされた。1のアレンジ曲が使われている海ステージとジャングルステージを除き、完全な新曲である。但し、曲名はSFC版と同じ曲と新たに名付けられた曲が混在している。
- スニークの体長が短くなるなど、一部キャラの描写が変わっている。
- スクイッターが敵を踏めなくなった。
- 画面外に「見えない壁」が出来たので、コインに鋼鉄製バレルを当てやすくなった。
- 「狙われたスクイッター」で、ファイアーボール発射時に男性の笑い声がする様になった。
- カミナリは、以前は水中にいる場合はどこに落ちてもミスになっていたが、地上に落ちた場合のみダメージ判定が無くなった。
- 青バナナの出現音が無くなった。
- 画面が明るくなったので、グレーミンブリーム無しで「暗闇 水中めいろ」をクリアできる様になった。
- スクワーターの攻撃パターンが変わり、途中から水鉄砲を2本出せる様になった。
- ボスを倒してもステージクリアの音楽が鳴らなくなった。
- カオス(2戦目)では、一度倒すと次からカオスとの戦いは免除になる様になった。
- SFC版にあったエンディングのキャラクター紹介が無くなり、スタッフロールだけになった。
- バズーカに変更が加えられた。
- クモの糸が効かなくなった。
- Sバレルの変化が一定時間で戻る様になった。その為、「タル100連発」で大幅にショートカットが出来る様になった。
- 「タル100連発」で、発射されるタルの側面にもダメージ判定が加えられた。
- カフ&クラウトを片方だけ倒しても、もう片方は以前と同じ行動を取り続ける様になった。
- コインを倒すと、自動的にDKコインが手に入る様になった。
- 一部足場の高さが変えられた。その為、水切りジャンプの使用箇所が減っている。
- クマの描写がリアルになった。
- ビッグベジーが格好良くなった。
- 「ポンコツロケットでゴー」に変更が加えられた。
- ポンコツロケットの左右の操作が正常になった。
- ポンコツロケットの炎の攻撃力が落ち、赤バズを倒せなくなった。
- コースの後半部分が変更され、燃料を少しずつ補給しながら登って行くという内容になった。
- BGMが専用の物ではなくなった。
- ゴールフラッグは毎回色が変えられる様になった。
[編集] ファンキーのミニゲーム
- 破壊
- 最初から遊べる。水路内にいるクレムリンの船を10隻以上沈めるとクリア。
- 解除
- ホバークラフト入手以降遊べる。クレムリンを避けながら4つの爆弾を安全水域まで運ぶとクリア。
- 護衛
- ターボスキー入手以降遊べる。水域内にいるコングファミリーを時間内に1匹以上クレムリンから守りきればクリア。
- レース
- ファンキーコプター入手以降遊べる。4匹のクレムリンとレースをし、3周した時点で1位であればクリア。
[編集] 評価
画質がかなり向上し、GBAでもトップクラスの出来となった。音質も非常に良いものの、「音楽が全て変わる」という点について評価が分かれており、リメイク作品としての評価は人によってかなり異なる。新規ユーザー対策としては「パシフィカの滝壺」の追加、安価な価格設定、クリスマス商戦への参加などが功を奏し、売り上げは最初の1ヶ月で5万本強と、リメイク3作で最もよいスタートを見せている。
ただ、同時期にマリオカートDS等の強力なライバル作品があった為に、正月過ぎからは極端に売り上げが落ちているという事や、ゲーム雑誌等では殆ど話題になっていなかったというマイナスの側面もある。
[編集] ドンキーコングGB ディンキーコング&ディクシーコング(GB版)
ドンキーコングGB ディンキーコング&ディクシーコング | |
---|---|
ジャンル | アクションゲーム |
対応機種 | ゲームボーイカラー(GBC) |
開発元 | レア社 |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1人 |
メディア | カセット |
発売日 | 2000年1月28日 |
価格 | 5040円(税抜) |
売上本数 | 約21万本 |
その他 | 当初は「ドンキーコングランド2」として ゲームボーイで1997年頃に発売予定 |
[編集] ストーリー
かつて近隣諸国を征服していた伝説の「ロストワールド」を見つけ出す事が目的。クルール達はそれを妨害するために登場する。「ドンキーコングランド2」の名で開発され、発売直前にこのタイトルに決定された。
開発途中にGBCが発売され、それに対応させる為に仕様変更した関係で、発売が当初の予定より大幅に延長されたという背景がある。
[編集] ステージ
基本的にSFC版を踏襲するが、前作同様、内容は全て新しくなっている。冒険の舞台は「クレミス大陸」となり、ワールド区分も変更された。
- ワールド1「コットントップ岬」
-
- ステージ1「赤い船着場」(波止場)
- ステージ2「バッザーの湖」(海)
- ステージ3「フォードノックス」(波止場)
- ステージ4「トータルリコイル」(小屋)
- ステージ5「ココの水路」(海)
- ステージ6「命がけのリフト」(小屋)
- ボス「岬の番人 バーボス」(海)
- ワールド2「クレミス大平原」
-
- ステージ1「サンゴの森」(海)
- ステージ2「ミンキーのいたずら」(木)
- ステージ3「クラスプロープ」(波止場)
- ステージ4「とめられない とまらない」(雪山)
- ステージ5「川辺の大あばれ」(川辺)
- ステージ6「スコークスの水車小屋」(小屋)
- ボス「雪の怪人 ブリーク」(雪山)
- ワールド3「クレムウッドの森」
-
- ステージ1「タルでたきのぼり」(滝)
- ステージ2「クラクラがけっぷち」(崖)
- ステージ3「雪山の落とし穴」(雪山)
- ステージ4「ひょうめんのドキドキ」(川辺)
- ステージ5「レンギンの庭」(雪山)
- ステージ6「レッドウッドで大あばれ」(木)
- ボス「毒グモ アリック」(木)
- ワールド4「オランガタンガ湖」
-
- ステージ1「危険なジャングル」(ジャングル)
- ステージ2「足元に気をつけろ」(滝)
- ステージ3「湖の迷路」(海)
- ステージ4「ファイアーボール カービン」(工場)
- ステージ5「木登り大作戦」(木)
- ステージ6「雨のロッククライミング」(崖)
- ボス「復習のマシン カオス」(工場)
- ワールド5「ブリキの渓谷」
-
- ステージ1「常夏のタイトロープ」(ジャングル)
- ステージ2「クリフトップ クリターズ」(崖)
- ステージ3「流れに気をつけろ」(滝)
- ステージ4「タルタルパニック」(工場)
- ステージ5「ブリキ山の地下水路」(ダクト)
- ステージ6「おばけタルの洞窟」(洞窟)
- ボス「対決!! クルール」(ダクト)
- ワールド6「ロストワールド」
-
- ステージ1「ダクトコースター」(ダクト)
- ステージ2「クチャカの逆襲」(工場)
- ステージ3「暗黒の鍾乳洞」(洞窟)
- ステージ4「エリーといっしょ」(ジャングル)
- ステージ5「タルストリート」(工場)
- ステージ6「不気味な洞窟」(洞窟)
- ボス「最後の対決!! クルール」(洞窟)
[編集] ボス
- バーボス
- ステージが横に広くなり、攻撃を当て難くなった。
- ブリーク
- 通常の横画面対戦をする。動かずに、最初から大砲を使って攻撃してくる。こちらはタルを使って攻撃する。
- アリック
- 最もオリジナルに近い攻撃をする。但し、体が小さくなり、上には乗れない。また、耐久力が下がったので、倒しやすくなった。
- カオス
- 画面下まで降りてきて、頭の先に電流を流しながら高速で移動する。2段目以降の頭は登場しない。
- クルール
- 本人が直接電流を飛ばす。2回目は爆弾も投げてくる。特に言及は無いが、バロンクルールである。
[編集] 変更点
比較的SFC版に近かった「ドンキーコングランド」に比べ、こちらはかなりオリジナル色が強い。主な変更箇所を下に挙げる。
- スワンキー、ファンキーは登場せず、彼らのイベントも無くなった。
- クマ系のイベントがほぼ削除され、各ワールドに「クマさんのお店」が1つずつあるだけになった。
- 「クマさんのお店」では、神経衰弱ゲーム(5コイン/回)、情報(ランダム、2コイン/回)、テレポーテーション装置(5コイン/回)が買える。このうち、神経衰弱ゲームは勝つと時計が貰える。
- 各ワールドの出入りが制限されており、他のワールドへ行くにはボスを倒すか、テレポーテーション装置を使うしか無くなった。
- ロストワールドはボーナスコイン、ラスボス面はDKコインと時計を全て手に入れてないと入る事が出来ない。条件を満たしていないとクルールに追い返される。
- ボスの攻撃パターンが完全に変更された。尚、ワールド数が減った為にベルチャ、スクワーター、カオス(2回目)は登場しない。
- 「ノッカ」が「クルーシャ」に、「アーリック」が「アリック」にそれぞれ名前が変わった。但し、後者は誤記の可能性がある。
- バズーカが背景扱いになり、乗ったり、倒したりする事が出来なくなった。
- 小屋ステージにスコークスが登場する「スコークスの水車小屋」など、SFC版に無い設定のステージが存在する。その一方で「流れにさからえ」や「スクイール ホイール」など、高度なアニメーションを必要とするステージは削除された。
- ゴールフラッグは触れるだけでゴールとみなされるようになった。尚、マップ画面上に旗は立たない。
- その他の操作は「ドンキーコングランド」を基本としている。
[編集] 評価
出来はGBC作品としては普通であり、他作品がどれもハードの限界に近い完成度を誇っていた事に比べると退色がある。また、暗色の色使いが多く、敵キャラ(特にスニークとリラーチ)の判別がし難いという点や、ゲームシステムが2レベルの為に退化した感があるという点、発売がかなり延期(一時は発売リストから消えてまでいた)になった事に対して批判が根強い。それでもドンキーコング64やアニメとの相乗効果で平均以上の売り上げを残している点は評価できる。
[編集] 外部リンク
- スーパードンキーコング3(スーパーファミコン)
- ドンキーコングGB ディンキーコング&ディクシーコング
- スーパードンキーコング3(ゲームボーイアドバンス)