スウィート・ホーム (テレビドラマ)
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『SWEET HOME』（スウィート・ホーム）は、TBS系列で1994年1月9日から3月27日まで東芝日曜劇場の枠で放送されたテレビドラマである。放送回数は全12回。放送時間は日曜日21:00～21:54(JSP)。
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[編集] キャスト
- 井上若葉・・・山口智子
- 井上実・・・布施博
- 井上翼・・・益田圭太
- 吉永英世・・・段田安則
- 吉永早苗・・・深浦加奈子
- 吉永進・・・大沼勇（現・南イサム）
- 吉永学・・・類家大地
- 桜井聖・・・金田明夫
- 桜井かがり・・・高樹沙耶※「エルメス」と呼ばれている。
- 桜井さやか・・・松蔭晴香
- 原槙子・・・とよた真帆
- 宮坂菜穂・・・瀬戸朝香
- 沢田雪子・・・森山祐子
- 大内部長・・・小宮健吾
- 水谷秋絵・・・夏川加奈子
- 鈴木広司・・・増田由紀夫
- 井上タキ・・・野村昭子
- 宮坂武雄・・・橋爪功
- 小沢頼子・・・野際陽子
[編集] ストーリー
東京のとある街に暮らす3家族（井上家、吉永家、桜井家）の子供達の小学校受験をめぐるコメディドラマ。
北海道から東京に転勤してきた井上家の長男・翼（益田圭太）は都内の私立幼稚園に入園するが、周りは名門小学校を目指す子供ばかり。東京に住む祖父の武雄（橋爪功）に幼稚園の手配を任せていたためである。 母親・若葉（山口智子）は最初驚いていたものの、やがて小沢頼子（野際陽子）が講師を務める塾に翼を通わせ始め次第に受験戦争にはまっていく。
本作のヒットのためか、お受験をめぐるドラマはこの後いくつか作られたものの（「ママの遺伝子」、「熱中家族」）、本作はこれらとは一線を画す名作と評される。井上家を軸としつつ吉永家や桜井家の人間模様も同じように丁寧に描いていたこと、井上夫婦のやりとりのセリフの絶妙さ、脇役俳優陣の個性溢れる演技などが今もなお評価される要因であろう。前年に「ダブル・キッチン」をヒットさせた山口智子と野際陽子の再共演とあって放送前の前評判も高かったが、徐々に人気を上げ最終回は26.9%の高視聴率を獲得した。連続ドラマ化されて間もなかった東芝日曜劇場は「カミさんの悪口」と本作によって軌道に乗った。
また小学校受験を表す俗語として現在もなお使われる「お受験」という言葉はこのドラマで一般的に広まったと言える。
[編集] スタッフ
- 脚本・・・西荻弓絵
- 演出・・・生野慈朗、北川雅一、福澤克雄
- プロデュース・・・貴島誠一郎
- 演出補・・・福澤克雄、近藤誠、村山知久、金子文紀
- プロデュース補・・・磯山晶
- 協力・・・日音、緑山スタジオ・シティ、ブレーベル館、毎日新聞社、さくら総合リース、ドレクセルヘリティジジャパン、高橋レーシング、JRA、ヌーベルバーク
- 資料協力・・・矢崎葉子 「うちの子は受かります」
- 製作著作・・・TBS
[編集] 主題歌
- 小泉今日子 「My Sweet Home」
[編集] サブタイトル・放送日
- Vol.1（第1回） 「お受験バトル開始！」（1994年1月9日）
- Vol.2（第2回） 「女房 受験にハマる」（1994年1月16日）
- Vol.3（第3回） 「ダンナさんの悪口」（1994年1月23日）
- Vol.4（第4回） 「発情するXマス」（1994年1月30日）
- Vol.5（第5回） 「お受験崩壊家族」（1994年2月6日）
- Vol.6（第6回） 「5歳の落ちこぼれ」（1994年2月13日）
- Vol.7（第7回） 「必見!裏口入学法」（1994年2月20日）
- Vol.8（第8回） 「パパ 離婚しないで」（1994年2月27日）
- Vol.9（第9回） 「受験夫婦の偏差値」（1994年3月6日）
- Vol.10（第10回） 「合格の秘訣3ヵ条」（1994年3月13日）
- Vol.11（第11回） 「絶体絶命!傷だらけの翼」（1994年3月20日）
- Vol.12（最終回） 「翼の合格発表」（1994年3月27日）
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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