ジノヴィ・ペトロビッチ・ロジェストヴェンスキー

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ジノヴィ・ペトロヴィッチ・ロジェストヴェンスキー

ジノヴィ・ペトロヴィッチ・ロジェストヴェンスキー（露：Зиновий Петрович Рожественский、英：Zinovichi Petrovi Rozhdestvenskii、1848年 10月30日-1909年（明治42年）1月14日）は、帝政ロシアの海軍軍人、海軍中将。

[編集] 人物概要

皇帝ニコライ2世の侍従武官を務め皇帝からの信頼を得、日露戦争においてバルチック艦隊（第二太平洋艦隊）司令長官として艦隊を率いて日本海海戦で東郷平八郎大将率いる日本の連合艦隊と交戦した。旗艦スウォーロフにて重傷を負い、駆逐艦ブイヌイに移乗。ブイヌイが機関故障を起こしたため駆逐艦ベドーヴィイに移乗した。

移動中、ベドーヴィイが連合艦隊の駆逐艦漣に発見され降伏、捕虜となった（漣は、夜戦中に本隊と逸れる、艦長が偶然高倍率の双眼鏡を所有するなど、ロジェストヴェンスキーにとっての不運が重なった）。

終戦後の1906年（明治39）年に、敗戦の責任を問われ軍法会議にかけられたが、無罪となる。その3年後、日本海海戦中に受けた傷が原因となり病死した。享年60。