シヨン城
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シヨン城（Château de Chillon、シオン城とも表記される）は、スイス、ヴォー州のモントルー近郊のレマン湖畔にある城である。
イギリスの詩人バイロンの詩「シヨンの囚人」「シヨン城詩」の舞台として知られている。
この城についての最古の記録は1160年のものであるが、城が建っている場所の岩は原始時代に住居とされていたことが判明している。12世紀にサヴォワ伯が領有してから拡張が行われ、13世紀から14世紀に最盛期を迎えた。バイロンによる1816年の詩「シヨンの囚人」「シヨン城詩」は、16世紀にこの城に幽閉されたジュネーヴの宗教改革者フランソワーズ・ボニヴァルのことをうたったものである。
ロート製薬の胃腸薬「シロン」（1954年発売開始）は、Chillonの英語読みに由来している。当時の社長・山田輝郎が本城郭を訪れた際、その美しさに感銘したことから名づけたものである。
[編集] 参考文献
- 岡本成蹊他訳『バイロン全集』第1巻、日本図書センター、1995年 ISBN 4-8205-9332-3 ISBN 4-8205-9333-1
[編集] 外部リンク
- Castle of Chillon - 公式サイト（英語）
- シヨン城・公式日本語リーフレット
