サラ・ポーリー
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サラ・ポーリー(Sarah Polley,1979年1月8日 - )はカナダ・トロント出身の女優である。俳優の父親と俳優兼キャスティングプロデューサーの母親(1990年にガンで亡くなっている)との間に5人兄弟の末っ子として誕生し、4歳のときから子役として活躍。2003年に長年の恋人だった(らしい)映画やテレビで編集の仕事をしている男性と結婚。
映画デビューは1986年の「クリスマスに届いた愛」。
筋金入りの左翼活動家としても知られており、カナダの人気ドラマ「アボンリーへの道」の主人公セーラ役を演じたが、社会運動への参加が原因で、後半の途中からフランスへ留学するという設定となり、出演機会がほとんどなくなった。高校を中退して政治活動に参加しはじめ、デモで警官と衝突して歯を折ったこともあるという。
ハリウッド嫌いとしても知られているが、2004年にはオリジナルのファンということもあって「ドーン・オブ・ザ・デッド」で久々に大作映画出演を果たしている。 この映画のプロモーションの時、一番怖いものは?と質問されて「ブッシュ」と答えていた。
女優だけでなく監督業にも進出しており、2006年には「Away from Her」で長編監督デビューを果たしている。
[編集] 出演作品
- クリスマスに届いた愛 One Magic Christmas (1986)
- バロン The Adventures of Baron Munchausen (1989)
- 丘の家のジェーン Lantern Hill (1990)
- エキゾチカ Exotica (1994)
- スウィート ヒアアフター The Sweet Hereafter (1997)
- 写真家の女たち Guinevere (1999)
- イグジステンズ eXistenZ (1999)
- go Go (1999)
- めぐり逢う大地 The Claim (2000)
- 悪魔の呼ぶ海へ The Weight of Water (2000)
- Re:プレイ The I Inside (2003)
- 死ぬまでにしたい10のこと My Life Without Me (2003)
- LUCK ラック Luck (2003)
- ドーン・オブ・ザ・デッド Dawn of the Dead (2004)
- シュガー Sugar (2004)
- アメリカ、家族のいる風景 Don't Come Knockin (2005)
- あなたになら言える秘密のこと La Vida secreta de las palabras (2005)