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ゴダイゴ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

GODIEGO(ゴダイゴ)は1976年に結成され、人気を集めたバンド日本ロックバンドの草分け的存在。

目次

[編集] メンバー

の5人が主なメンバー。

他に

  • 吉沢洋治(ベース、ヴォーカル)('80~'85)
  • 原田裕臣(ドラムス)('76)
  • 浅野良治(ドラムス)('76~'77)

も在籍していた。

[編集] 来歴

1976年、アルバム『GODIEGO (I、Suite;GENESIS/新創世紀)』でデビュー。 1977年、最高傑作といわれるアルバム『DEAD END』を発表。 1978年にテレビ番組『西遊記』のエンディングテーマ「ガンダーラ」、1979年には同主題歌「モンキー・マジック」、ユニセフ国際児童年協賛曲「ビューティフル・ネーム」、 映画『銀河鉄道999』主題歌、『西遊記II』エンディングテーマ「ホーリー・アンド・ブライト」をリリースした。「ガンダーラ」と「モンキー・マジック」が7週間にわたり同時にベスト10にランクイン。また、「ビューティフル・ネーム」,「ハピネス」(タケカワのソロ名義),「はるかな旅へ」,「銀河鉄道999」の4曲が同時にベスト20にランクインするなど大ヒットを連発した。なお、この時期には「ガンダーラ」,「モンキー・マジック」,「銀河鉄道999」の3曲で通算9週間2位という珍記録も残した。

人気を博した彼らもスティーヴ・フォックスが宣教師活動のために脱退した1980春頃から徐々に人気に陰りが出始め、1985年に解散する。当時「インターミッション(活動休止)」と、公式には述べていたが後に「あれは当時の流行で、実質上の解散であった」と、ミッキー吉野が述べている。

その後も、ゴダイゴと名のつくバンドは散発的にミッキー吉野の手によって結成されたが、解散以降再びソロ活動していたタケカワユキヒデを欠いた再結成は興行的には成功しなかった。

1999年~2000年のタケカワユキヒデもメンバーとして参加した一時的(3ヶ月)再結成が、数ある再結成の中では最も成功したものと推定される。

ゴダイゴ結成30周年にあたる2006年、奈良・東大寺でオリジナル・メンバーによるコンサートが行われ、これを機に、一時的ではなく、恒久的再結成され、2006年9月以降にニューアルバムも発売される予定になっている。

ちなみに、名前の由来は、英語で書くと“GODIEGO”となり、「行って、死んで、行く」つまり七転び八起き、あるいは輪廻転生を思わせることから来ている。また、「GOD」「I」「EGO」と分けて「神と自分のエゴイズム」という意味もある。後醍醐天皇にも掛けているとされる。

[編集] ミュージックシーンの評価

ゴダイゴはポップなヒットメーカーとして印象深いが、正統派ジャパニーズロックバンドとしても一定の評価を得ている。1977年のアルバム『DEAD END』は当時のアメリカの閉塞感、1979年のアルバム『OUR DECADE』は「1970年代」をそれぞれ主題として作られた、いずれも社会性の高い作品である。もともとミッキー吉野はバークリー音楽大学卒で、ザ・ゴールデン・カップスに所属していたり、浅野孝巳もエム(イエローの前身バンド)などのバンドを経た本格的ミュージシャンである。

ゴダイゴの音楽は、一般的には、代表作を作曲したタケカワ中心に語られる事が多いものの、実際は、編曲を担当していたミッキー吉野が支えていた面が強い。興行的にはまったく振るわなかったタケカワ不参加の再結成アルバムも、音楽的には価値があるといわれている。

解散の理由に関してはいくつかうわさがあるが、最も有力な説は、タケカワユキヒデの脱退表明がきっかけで、バンドマスターであるミッキー吉野が”ゴダイゴの音楽はタケカワユキヒデの声にあわせて作ったので、グループとして維持できない”と判断した結果というものである。 ゴダイゴの音楽性の魅力は、メロディーメーカーとしてのタケカワユキヒデの才能とミッキー吉野のジャズとロックが融和した音楽の才能がぶつかった結果であり、音の鋭さのミッキーにたいして、コード進行は複雑だが実にポップなタケカワユキヒデのメロディーの調和こそがゴダイゴの醍醐味である。

[編集] CMソンググラフティ

ゴダイゴは、CMにも多数の名曲を世に送り出している。 代表的な楽曲としては、1976年カネボウの化粧品の宣伝で使用された「僕のサラダガール」。1977年ミラージュボウル(同年12月11日開催)のテーマ曲「ミラージュのテーマ」。また、全盛期である1979年には、サントリービールのCM曲「ハピネス」やタケダ・ベンザエースのCM曲「マジック・カプセル」がある。

  • 「僕のサラダガール」はゴダイゴのデビュー曲でもあり、この曲のイメージを作詞者である奈良橋陽子に伝えたところ、外国生活の長かった彼女は当時の日本人が「サラダ」に連想した「清潔・新鮮・お洒落」のイメージを共有できず"頭がサラダになっている女の子”を想像し、大笑いしてしまったという逸話がのこっている。
  • 「ミラージュのテーマ」はNCAAアメリカンフットボール大会、「ミラージュボウル」のスポンサー三菱自動車が、1977年にミラージュボウルが終わってからも、1980年まで"三菱・ミラージュ"のCMで使用した。このため、本曲を三菱ミラージュの曲と思われがちだが、ミラージュボウルのテーマ曲を転用したというのが正しい。
  • 「ハピネス」はタケカワユキヒデのデビューアルバム『走り去るロマン』収録の「ぼくらのしあわせ/HAPPINESS」をリ・アレンジした曲である。ゴダイゴのブームで再々発売された『走り去るロマン』にもこの「ハピネス」が収録されたが、アレンジはゴダイゴのものであり、タケカワユキヒデによるオリジナルの物ではない。
  • 「マジック・カプセル」は、ゴダイゴ全盛期に発表された楽曲である。1979年、同名のファースト・ライブ・アルバム『マジック・カプセル/ゴダイゴ・ライヴ』にて発表された。当時劇場公開されたゴダイゴの活動を追ったドキュメンタリータッチの映画『マジック・カプセル』では、この曲の制作過程を見ることが出来る。

[編集] ゴダイゴ ホーンズ

ゴダイゴはホーン(管楽器)セクションを引き連れていた時期があり、彼らをゴダイゴ・ホーンズと呼んでいた。最も活躍した時期は79年~81年にかけてである。ゴダイゴのアルバムの中でホーン・セクションが使用されたのはアルバム『新創世記』の中の「母と子」、それとアルバム『西遊記』の中の「セレブレーション」である。ホーン・セクションがユニットとして認識されるのは78年11月の「芸術祭コンサート」で「組曲:威風堂々」を演奏した時だと思われる。その後もホーンセクションは散発的に使用され、ある程度の固定メンバーは存在したが総体としては頻繁にメンバーが変わり、79年春以降第1次から第五次までを数えた。 ホーン・セクションをライブツアーに同行させるということは当然負担が大きく、ブームが去った1981年以降、ゴダイゴはホーンなしで活動することになる。'85年のファイナルツアー時に、最後の活動としてホーンズも再結成されたが、当然の事ながらゴダイゴの解散後、ホーンズもまた解散した。 その後、ホーンズのメンバ-は、散発的にミッキー吉野のアルバム等に参加している。 

[編集] ディスコグラフィ

[編集] シングル

カネボウ化粧品CMソング
  • いろはの〝い〟(1976年) 
日本テレビ系ドラマ「いろはの〝い〟」オープニングテーマ
  • シンフォニカ/ナウ,ユア・デイズ(1977年)
両A面、テレビ朝日系「地球は音楽だ」テーマ、日立マクセルCMソング/日本石油CMソング
  • ハウス・愛のテーマ(1977年)
大林宣彦監督作品「HOUSE」テーマ
  • 君は恋のチェリー(1977年)
大林宣彦監督作品「HOUSE」挿入歌
  • ミラージュのテーマ(1977年)
「ミラージュ・ボウル」テーマ
ゴダイゴ最大ヒット曲、日本テレビ系ドラマ「西遊記」エンディングテーマ
日本テレビ系ドラマ「西遊記」オープニングテーマ。天才てれびくん(MTK、AT7)テーマ曲。地方ローカル番組「おにぎりあたためますか北海道テレビ放送)」オープニングテーマ。
  • ビューティフル・ネーム(1979年)
国際児童年キャンペーンソング、「みんなのうた
  • はるかな旅へ/トラィ・トゥ・ウェィク・アップ・トゥ・ア・モーニング(1979年)
両A面、洋画「アバランチ・エクスプレス」イメージソング/「24時間テレビ・愛は地球を救う2」テーマソング
アニメ映画「銀河鉄道999」主題歌
日本テレビ系ドラマ「西遊記Ⅱ」エンディングテーマ
  • リターン・トゥ・アフリカ(1980年)
朝日放送系「アフリカの黒い太陽」テーマ
ポートピア'81イメージソング
  • カトマンズ(1980年)
タケダ・ベンザ・エースCMソング
  • アフター・ザ・レイン(1980年)
松竹映画「遙かなる走路」主題歌
  • ナマステ(1981年)
唯一のノン・タイアップ曲
  • 愛の3イヤーズ(1981年)
ニッポン放送「とびきりポップ愛の1・2・3」テーマソング
  • ザ・サンライズ(1982年)
朝日放送「世界の初日の出」テーマソング
  • 魔法のあかり(1982年)
東映動画「アラジンと魔法のランプ」テーマソング
  • キャリー・ラヴ(1983年)
AGFブレンディCMソング
  • JAVA WA JAVA in the book of Godiego(1999年)
  • MONKEY MAGIC 2006(2006年)
  • ONE FOR EVERYONE(2006年)

[編集] アルバム

『GODIEGO (新創世紀)』(1976)(ファーストアルバム。ロック組曲「新創世紀」ほか)
本アルバムの曲は全てタケカワユキヒデによって作曲されている。ミッキー吉野グループとのコラボレーション(等と言う語は当時はなかったが)による、ソロアーティスト・タケカワユキヒデのセカンドアルバムとして企画されたが、レコーディング中にゴダイゴとして共に活動していくことになったため、ゴダイゴのデビューアルバムと目されるようになったもの。
水谷豊原田美枝子主演『青春の殺人者』のBGMとして、本アルバムから数曲(僕のサラダ・ガールを除くA面全曲)用いられている。
『いろはの〝い〟』(1976)
日本テレビ系同名ドラマのオリジナル・サウンドトラック。
『ハウス』(1977)
大林宣彦監督による同名映画のオリジナル・サウンドトラック。
『DEAD END』(1977)
上記に示した通り『新創世記』がタケカワユキヒデのセカンドアルバムとして企画されたものがゴダイゴのアルバムとされたので、本アルバムがゴダイゴとして実質のファーストアルバムといわれている。タケカワユキヒデはメロディアスな明るい作風であるので、本アルバムの曲は理解しづらい面があったようだ。
実際、後にタケカワユキヒデは、このアルバムの曲を直しても直しても、”暗くしろ、暗くしろ”と、ミッキー吉野に言われ続けて大変であったと述べている。本アルバムは、全体にハードなバンドの音を中心とした仕上がりになっている。ゴダイゴファンクラブ内の投票で、ベストアルバムとされたこともあり、ファンクラブ会報で特集が組まれたことがある。
『CMソング・グラフィティ・ゴダイゴ・スーパー・ヒッツ』(1978)
ゴダイゴがCMソングとして提供した曲を集めた企画アルバム第一弾。当時は純粋にCMソングとして作られた曲をレコード化する事は、権利関係の壁も厚く、レコード会社の理解も得られなかった。このため、当初は発売が許可されず、本アルバムにも収録されたタケカワのソロ時代の「Uncle John/アンクル・ジョン」のシングルなどのリリースを細々と行うだけであった。
しかし、大瀧詠一のCMソングのみを集めたレコード『ナイアガラCMスペシャル Vol.1』の想定外のヒットの結果、それまで発売を許さなかったコロムビアが、純粋なCMソングとして作られた楽曲のみを集めた本アルバムの発売を許可する事になった。結果は、曲として優れたものが多く、セールス的にも好調であった。
異なる時期の音源を集めたため、演奏者にばらつきがある。特に、「In your eyes/イン・ユア・アイズ」では、タケカワユキヒデのみゴダイゴのメンバーである。
この時期の演奏は非常に充実しており、ミッキー吉野のプレイが光っているアルバムでもある。
特に「Mirage/ミラージュのテーマ」、「Red Chapeau/レッド・シャポー」は気合の入った演奏が聴けお勧めである。
「Now,Your Days/ナウ,ユア・デイズ」は、シングルとは別ヴァージョン。
「Salad Girl/僕のサラダガール」は「ゴダイゴ(新創世紀)」収録のものと同じ録音を使用している。
『KALEIDOSCOPE』(1978)
FMラジオ番組での渡辺香津美とのセッション盤。
ミッキー、トミー、スティーヴが参加している。
『キタキツネ物語』(サウンドトラック)(1978)
同名映画のサウンドトラックである。ゴダイゴは子供たちのテーマソングを担当している。
これらの曲はゴダイゴとしては初めて全曲日本語詞で歌われた曲であるが、まず奈良橋陽子により英語詞が書かれ、これにタケカワが曲を付け、そこに同映画の監督・三村順一による日本語詞を乗せるという手法が取られた。
他にも、主題歌「赤い狩人」(歌:町田義人)などの作曲、演奏を担当している。なお、海外上映用に「赤い狩人」も含めて全曲タケカワユキヒデのヴォーカルで用意されたが、実際の英語版「Glacier Fox, The」には英語のネイティブの歌手(詳細不詳)のヴォーカルをゴダイゴのオケにかぶせたものが使用されている。
男たちの旅路』(サウンドトラック)(1978)
このアルバムはNHKの同名TVドラマのサウンドトラックである。
この番組内には、当時無名であったゴダイゴのメンバーが人気バンドとして出演している。
曲に歌は付いておらず、クレジットも「ミッキー吉野グループ(ゴダイゴ)」となっており、タケカワユキヒデは関与していないと思われる。
本アルバムは1978年に放送用に作成された楽譜を基に録音されたもので、36時間で一気に作られた。
ホーン・セクションは、ゴダイゴ・ホーンズ結成前のもので、スタジオ・ミュージシャンによる演奏と思われる。
『MAGIC MONKEY(西遊記)』(1978)
日本テレビ開局25周年TVドラマ「西遊記」(主演:堺正章夏目雅子等)のサウンドトラックとして使用された。本アルバムはサウンドトラックであると同時にオリジナル・アルバムでもある。 セールス的には最も成功し、本アルバムに含まれている「Gandhara/ガンダーラ」「Monkey Magic/モンキー・マジック」の大ヒットにより、全国的な知名度のあるバンドとなった。
なお、このアルバムに含まれる曲はすべて英語詞であり、実際に放映された「西遊記」のものとは異なる。これはタケカワの英語詞へのこだわりを示すもので、ゴダイゴの正式なアルバムはほとんど英語詞になっている。ただし、当時発売されていたシングルレコードにおいては西遊記やCMで知ったファンのために日本語詞であった。当時のライブでは、1番を日本語詞、2番以降を英語詞という構成で歌うことが多かった。同様に、編曲の面でもアルバムとシングルでは異なっており、特に「ガンダーラ」の間奏はミッキー吉野のこだわりでアルバムではキーボードパートが倍尺になっており、また、エンディングも異なる。以降もこのような形のリリースが多く、「TVなどでゴダイゴを知った人にはシングルを、そして深く本当のゴダイゴを知ってもらうためにアルバム」という姿勢が貫かれている。
サウンドは、シンセサイザーを多用し、さらにシーケンサーローランドMC-8)を使用して、音の厚みときやびやかな雰囲気を作っている。ガンダーラのイントロではアコースティック・ギターを6本以上多重トラックするなど、凝った録音を行っている。
本アルバムは曲順を変えて「Monkey」としてイギリスでもリリース(79年)された。オーストラリアでは曲順そのままで84年にリリースされた。
A面最後の曲「Thank you,baby」は挿入歌として頻繁に使われ人気も高い。また、孫悟空を演じた堺正章による、全く別の日本語詩のカバー「この道の果てまでも」もリリースされている。
逸話として、「Don't Wanna Say I Love You/愛のフィーリング」という曲が作られたが、これが没になったというのがある。これは、西遊記の三蔵法師を女優である夏目雅子が演じたことから、作詞を担当した奈良橋陽子が孫悟空が三蔵法師に恋するのではないかと、早とちりをした事が原因になっている。そのアイデアに従い曲を作ってみたものの、結局その様な展開はないということで没になった。後にタケカワユキヒデのソロアルバム「Lyena/レナ」に収録された。
また、「西遊記Ⅱ」の挿入歌である堺正章の「SONGOKU」は、奈良橋陽子の作詞、タケカワユキヒデの作曲によるものである。演奏もゴダイゴが担当していたが、事務所の関係でクレジットはされていない。
『走り去るロマン』(1979)
元々はタケカワが75年に発表した、デビュー・アルバム。
77年にジャケットを変更して再発売、この79年に再びジャケットを変更して再々発売されている。
3度のリリースの内、オリコンにチャートインしているのはこの79年盤だけである。
「ぼくらのしあわせ」は、79年盤ではゴダイゴが演奏しリメイクされ「ハピネス」というタイトルで収録されている(英語版)。同曲の日本語版は『CMソンググラフィティ Vol.2』に収録された。
『OUR DECADE -70年代僕たちの時代-』(1979)
70年代を振り返るコンセプト・アルバム。冒頭曲である、「Progress and harmony/プログレス・アンド・ハーモニー」で、大阪万博のテーマであった「人類の進歩と調和」を皮肉ったのを冒頭に、映画「イージー・ライダー」や石油ショックカルト宗教の集団自殺、月面着陸など、数々の社会問題を織り込んでいる。
本アルバムの曲はライブでよく演奏されており、お馴染みなのは「Progress and harmony/プログレス・アンド・ハーモニー」、「Try to wake up to a morning/トライ・トゥ・ウエイク・アップ・トウ・ア・モーニング」「Lighting man/ライティング・マン」等、そのほとんどの曲が演奏されている。
ジャケットのメンバーが宙に浮いてお茶を飲んでいるカバー写真は、実際にピアノ線で天井から吊り下げて撮影し背景のみ合成したものである。持っている砂糖がこぼれて耳に入るなど、大変なフォト・セッションだったと後にタケカワユキヒデが述べている。
『MAGIC CAPSULE/GODIEGO LIVE』(1979)
群馬県民会館('79/4/26)、大宮市民会館('79/7/27)、東京晴海貿易センター ('79/8/24)のライヴを元に編集したもの。同名のゴダイゴのドキュメンタリー映画のサウンドトラックでもある。このような映像が残る事はゴダイゴにとっては珍しい。このライブの中の 晴海のコンサートにおいて、途中で電源が切れてしまい、マイクが使えなくなったところ、観客が自発的に「Beautiful name/ビューティフル・ネーム」の大合唱を行ったという逸話がある。また、本ライブ期間中にゴダイゴホーンズは入れ替わっており、ライナーでは第2次ゴダイゴホーンズの名前になっているが、実際は少なくとも4月の群馬の部分は第一次ホーンズとなる。
このアルバムのジャケットは、メンバーがタケダ・ベンザエースの形の巨大な白いカプセルの中で、白い衣装、白い楽器で演奏している写真が使われている。CMの撮影と同時に撮影された写真であると見られるが、この撮影時、キーボードのみ白い楽器が用意出来なかったため、ミッキー吉野が所有していた楽器を白く塗って使用した、という逸話がある。
『THERE COMES A TIME』(1980)
トミーのソロ・アルバム。
『LYENA』(1980)
タケカワのソロ・アルバム。
それまで書きためてきた曲が多く収録されている。なお、収録曲のうち、「アフター・ザ・レイン」は、その後日本語詞をつけて再録音の上、松竹映画『遥かなる走路』の主題歌としてゴダイゴ名義でシングル・カットされた他、英語版と共に同サウンドトラック(後述)にも収録された。
『KATHMANDU(カトマンドゥー)』(1980)
スティーブ・フォックスが脱退後に発売されたアルバム。但し、「Coming together in Kathmandu/カトマンズ」はスティーヴ脱退以前の録音である。
シルクロードへの旅が「再出発」であるというコンセプトで作られたアルバム。
シルクロードへの旅は映画「ゴダイゴ・オン・シルクロード」として製作された。しかし、人気に陰りが出たためか本映画は公開されていない。後にレーザーディスクとして、トルコ・イラン編/インド・ネパール編に分けてリリースされた。
サウンドは軽くなり、音数が減らされ、あまりギターが目立たないアレンジとなっている。ライブなどでは、相当ギターパートを増やしたと思われる楽曲を演奏している。
同アルバムのラストに収録されている「カトマンズ」は1985年までに発売されたゴダイゴのオリジナルアルバム収録曲で唯一の日本語歌詞の曲となっているが、シングルと異なり、英語版に近いミックスとなっている。なおこの曲は『CMソンググラフィティ Vol.2』にも収録された。
『遥かなる走路』(サウンドトラック)(1980)
松竹映画「遥かなる走路」(佐藤純彌(弥)監督/出演:市川染五郎(現:松本幸四郎 (9代目))、米倉斉加年司葉子 等)のサウンドトラック。
『カトマンドゥー』とほぼ同じ時期に製作された。また、スティーヴが数曲でベースを弾いている。
『ゴダイゴ・ヒット・スペシャル』(1980)
カセットのみの企画。
A面に日本語版、B面に英語版が収録されていた。
当時「銀河鉄道999」や「リターン・トゥ・アフリカ」「ポートピア」「ア・グッド・ディ」の英語版はここでしか聴けなかった。
『中国 后醍醐』(1980)
本アルバムが、2nd ライヴ・アルバムである。
1980年10月23/24日、中国天津市の第一請工人文化宮劇場で開催された「第一回中日友好音楽祭」に出演時に録音されたものを音源としている。
ライブは中国で同時中継され、日本では81年1月1日にテレビ東京「ロックが中国に入った日」として放映された。 またこの時の「Monkey Magic/モンキー・マジック」の映像は、ビデオで発売された「日本ロック映像全集」(フジテレビ/リットーミュージック)にも収められている。
本ライブでは、「威風堂々(後に平和組曲/Suite:Peaceと改名された)」も演奏されているが、残念ながら入っていない。
同アルバムからは「Namaste/ナマステ」が、同曲の日本語版シングルのB面としてシングルカットされている。 
『M.O.R.』(1981)
「M.O.R.」はMiddle of the road.の略で、それまでのアルバムとは異なり、ポップで聞きやすい曲をあつめたノンコンセプトアルバムとなっている。
本アルバムからは「Three Years of Love/愛の3イヤーズ」がシングルカットされた。
ただ、この曲の日本語歌詞はまるで後の王様の直訳ソングのようで、当時も支持を得られなかったようだ。
総じてゴダイゴの楽曲は英語詞のほうが、評判が良い。
また同アルバムにはいっている「Loneliness/ロンリネス」は通常と異なり浅野と吉沢が楽器を交換しており、ライブ等ステージで演奏する際にも、楽器(ギターとベース)を取り替えていた。また同曲は森永製菓のCMにも使用された。
『CMソンググラフィティ Vol.2』(1982)
78年のVol.1発表以降に制作されたCMを中心に収録。
ブレイク後の作品ということもあり、日本語詩の曲が増えている。
『白い街角』(1983)
タケカワのソロ・アルバム。
1曲を除き、日本語詩での歌唱。
演奏はタリスマン。
『フラワー』(1984)
本アルバムも「M.O.R.」に引き続き、ノン・コンセプト・アルバムである。「きれいな花を贈るように素直な気持ちで音楽を届ける」という意味から、このタイトルは採られている。しかし綺麗な花といいながら、その花束が枯れているのが当時のゴダイゴの混乱ぶりをうかがうことができる。後日ミッキー吉野も、花が枯れているのは暗示であったと述べている。
発表時は既にあまり話題にならない状態にあった。
このアルバムから、ゴダイゴホーンズのブラスが無くなり、音的にはシンプルなシンセサウンドとなっているが、その分アレンジは多彩で、楽しめるアルバムとなっている。
本アルバムから「Carry Love/キャリー・ラブ」がシングルカットされている。なお、シングルとアルバムのアレンジは異なり、録音は別である。
『オリジナル・ヒット・ディスク』(1984)
ゴダイゴ初のCD。
『泥棒日記』(1984)
タケカワのソロ・アルバム。
「BGMからの脱却」と本人が表現した通り、ラウドネスの高崎晃がゲスト参加するなど、それまでの作品に比べロック色が強くなっている。
『平和組曲・ゴダイゴ・ライヴ』(LIVE)(1984)
このアルバムの目玉である「平和組曲」は、もともと「組曲:威風堂々」としてこのアルバムと同じ'79年録音の音源が『MAGIC CAPSULE』に収録される予定であったが、原曲の著作権継承者が編曲した音源のレコード化に難色を示したため、発売が見合わせられていたもの。その為か、作曲者のエドワード・エルガーのクレジットが「Eruger」と誤ったスペルで書かれていた(正しくは「Elgar」)。 「威風堂々」自体の初演は、ホーンズの項で前述した通り'78年。それ以外の収録曲は、80年代に入ってからの録音である。
『ONE DIMENSION MAN』(スタジオ録音としては休止前ラストアルバム)(1984)
解散寸前に作られた最後のアルバム。
このころからタケカワユキヒデは、あまり綺麗なメロディを故意に作らなくなり、コンピューターミュージックに傾倒していった。この事はミッキー吉野にとって、あまり歓迎するべき事ではなかったらしく後にミッキー吉野は「タケの曲をアレンジするのは嫌だった」と述べている。
このため本アルバムのアレンジはタケカワユキヒデのデモテープをバンドとして再現することを主眼として行われた。
また最初からプロデューサーとしてかかわってきたジョニー野村も、作詞家としての名前Will Wiliams(ウイル ウイリアムス)のみとなっている。
このような状況はもはやバンドとして限界だったという事の証明だったのかもしれない。このアルバム発売後すぐにファイナル・ツアーの発表となり、1985年4月20日の京都会館第一ホールでのライヴを持ってゴダイゴは解散した。
『INTERMISSION/GODIEGO FINAL LIVE+2』(休止前ラストコンサートLIVE)(1985)
85年春のファイナル・ライヴツアー東京公演でのライヴ。
サウンド的に破綻しているが、ミッキーのピアノとタケのヴォーカルのみの「ピアノ・ブルー」、ミッキーがヴォーカルの「パラダイス」といった貴重なテイクもある。
+2はツアー後にスタジオ録音された「THE GREAT SEA FLOWS」と「明日を夢見て/HEARTS ARE RED AND TEARS ARE BLUE」。2曲とも久々の奈良橋陽子・タケカワユキヒデコンビによる曲である。なお、+2は、初発時は、アナログ盤の特典シングルとして収録され、初発時のCDには入っていなかったが、その後廉価版CDで再発された際に、ボーナストラックとして収録された。
『誇りの報酬』(サウンドトラック)(1985)
ファイナル・ツアーの後、メンバーはそれぞれソロとして活動していたが、このアルバムはタケカワ+浅野による、同名ドラマのサウンドトラックである。
コンピューターミュージックを多用した曲が中心となっている。
挿入歌として使用されたタケカワヴォーカル曲2曲も収録されている。
『ドント・ターン・バック』(1986)
ゴダイゴ後期以降に制作された曲を中心にセルフカヴァーも加えた、タケカワのソロ・アルバム。
『誇りの報酬』同様、コンピュータによる打ち込みが中心となっている。
『アメリカン・ロード』(1986)
ミッキー吉野名義のソロ・アルバム。
後期ゴダイゴと並行して活動していたミッキーの二つのユニット「PAN」「DEBUT」の楽曲集。
ポール・ジャクソンJr、トミー・スナイダー、そしてミッキー自身らがヴォーカルを担当している。
『コマーシャル・ライフ』(1986)
ゴダイゴの解散後、数多くのCMを手掛けていたトミー・スナイダーのソロ・アルバム。
『P.S.M. ALL STARS Vol.1』(1987)
ミッキーが校長を務めていた「パン・スクール・オヴ・ミュージック」の参加メンバーと制作したアルバム。
『ハロー/グッド・ナイト』(1987)
タケカワのソロ・アルバム。
セルフ・カヴァー集。ライヴとほぼ同じ構成を目指して製作された。
前作までとは一変し、スタジオ・ミュージシャンにストリングスも加えたタケカワらしいメロディアスなアレンジとなっている。
『ロングウェイ・フロム・ホーム』(1988)
ミッキー吉野のソロ・アルバム。
NHKテレビ音楽館やCMで使用された曲を収録。
ゴダイゴ最後の劇判となったドラマ『若き血に燃ゆる』で使用された曲「LONGWAY FROM HOME」も収録されているが、マイク・ダンがヴォーカルを務めた新録版である。
『I LOVE YOU』(1989)
アポロン移籍後初のタケカワのソロ・アルバム。
『TAKE A LOOK』(1990)
トミーのソロ・アルバム。
A.O.R.の王道ともいうべきサウンドが特徴。
『予感』(1990)
タケカワのソロ・アルバム。
マイアミ・サウンド・マシーンが2曲で参加している。
『15TH ANNIVERSARY GODIEGO BOX』(1991)
ゴダイゴのデビュー15周年を記念して発売された10枚組ボックス・セット。
年代順、日本語詩曲、CM曲、ライヴ、サントラ、ソロ、レア・トラックという構成。
『Boue』(1991)
ミッキー吉野のBoue名義でのソロ・アルバム。
「PARADISE」「BE YOURSELF WITH ME」など自身で作曲したものだけでなく、「MONKEY MAGIC」などのタケカワ作の曲もカヴァーしている。
ささやくようなヴォーカルは、意見が分かれるところ。
『ソウルブレイダー』(1992)
エニックスから出た同名ゲームのサウンドトラック。
全曲がタケカワによる作曲で、エンディングに使用された「恋人のいない夜」ではヴォーカルも担当している。
「恋人のいない夜」は、アルバム『フラワー』に収録されている「HOW CAN I BELIEVE IN LOVE 」の原曲のリメイク版。「HOW CAN I BELIEVE IN LOVE 」は、タケカワが書いた曲を、ミッキーがサビの部分のみを残して書き直した曲である。
『HEARTS ON FIRE』(1992)
トミーのソロ・アルバム。
前作『TAKE A LOOK』とほぼ同じスタイル。
『FANTASIA』(1993)
ファンハウス移籍後初のタケカワのソロ・アルバム。
『COME BACK MY BAY BLUES』(1993)
ミッキー吉野のユニット、VALCOのミニ・アルバム。
4曲とも、日本語で歌われている。
『GODIEGO GREAT BEST Vol.1 -Japanese Version-』(1994)
『GODIEGO GREAT BEST Vol.2 -English Version-』(1994)
ゴダイゴのベスト・アルバム。
過去何作かベストが出ているが、最多の売上を誇っている。
Vol.1とVol.2は、同じ曲のそれぞれ日本語版と英語版が収録されている。
『RETURN OF GODIEGO / MICKIE YOSHINO'S BEST SELECTION』(1994)
ミッキー吉野選曲による、ゴダイゴの裏ベスト。
『ガンダーラ伝説』(1994)
タケカワのソロ・アルバム。
タイトル曲は、ゴダイゴのヒット曲をメドレーでカヴァーしたもの。
「GANDHARA」をセルフ・カヴァー、「GANDHARA '95」として発表している。
『IN THE BOOK OF HEAVEN』(1994)
THE SPIRITS OF GODIEGO名義のミッキー吉野のアルバム。
「TRY TO WAKE UP TO A MORNING」をセルフ・カヴァーしている。
またタケカワの「GANDHARA '95」と時を同じくして、「GANDHARA」もカヴァーしている。
スティーヴ・フォックスやゴールデン・カップスのエディ藩がゲスト参加している。
『ゴダイゴ記 THE EARTHMATICS 1』(1996)
THE EARTHMATICS名義のミッキー吉野のアルバム。
浅野孝巳、スティーヴ・フォックスが参加している。
『POP ART MUSIC』(1998)
ミッキー吉野のソロ・アルバム。
布施明が歌って大ヒットした「君は薔薇より美しい」等をセルフ・カヴァー。
『SNYDER'S MARKET』(1998)
トミーのソロ・アルバム。
『ART,ART,ART, ORIGINAL TRACKS R』(1998)
『ART,ART,ART, ORIGINAL TRACKS B』(1998)
『ART,ART,ART, ORIGINAL TRACKS G』(1998)
デビュー30周年を記念して発売されたミッキー吉野のソロ・アルバム。
曲は10曲ずつ、アルファベット順に収録されている。
『GODIEGO...WHAT A BEAUTIFUL NAME』(1999)
1999年の再結成時に発表されたオリジナル・アルバム。
各メンバー全員がそれぞれ曲を作り、リードボーカルをとっている。
『GOLD GODIEGO NOW & THEN』(1999)
オリジナル期と再結成期からのベストアルバム。
「GANDHARA」は珍しく英語版での収録。

[編集] VIDEO,LD&DVD

『マジック・カプセル』(VHS,Beta)
『ゴダイゴ・オン・シルクロード トルコ&イラン編』(LD)
『ゴダイゴ・オン・シルクロード インド&ネパール編』(LD)
『インターミッション・ゴダイゴ・ファイナル・ライヴ』(VHS,beta,LD)
『復活!ゴダイゴ・ジャパンツアー・1999』(VHS)
『世界遺産劇場 Live in 東大寺』(DVD)

[編集] TOUR/LIVE

  • TOUR “A ROCK TOUR” 1977年7月-9月
  • LIVE “ゴダイゴ・ライブ'78”(九段会館) 1978年3月
  • LIVE “ライブ!ゴダイゴ” 1978年5月
  • LIVE “ファンタスティック・ゴダイゴ”(鶴見会館) 1978年10月
  • TOUR “セレブレーション・ツアー”(全国43ヵ所) 1979年3月
  • 日本武道館でのLIVE 1979年12月
  • ネパール、タンザニア、アルーシャへ(朝日放送スペシャル番組「アフリカの黒い太陽」) 1980年2月
  • ネパール王立競技場でのLIVE 1980年2月
  • インド、トルコ、ニューヨークでのTOUR 1980年3月
  • ポートピア'81会場ポートアイランドでの野外コンサート 1980年7月
  • 第一回中日友好音楽祭に出演(天津第一工人文化宮(中国)) 1980年10月
  • オーストラリア・ロイヤル・メルボルン・ショー (この年唯一のライヴ) 1984年10月
  • ファイナルTOUR 1985年4月
  • 復活TOUR“GODIEGO JAPAN TOUR '99 ~NEW BEAT~” 1999年10月~12月
  • 復活LIVE“結成30年プロジェクト ゴダイゴ特別コンサート「轟き」 in 東大寺”(ユネスコ創設60周年を記念して開催された「世界遺産劇場」のプログラムの一部として) 2006年5月4日
  • 30th Anniversary Premium Concertツアー (3カ所、5公演) 2006年10月〜11月
  • クリスマスディナーショー (3会場) 2006年12月(予定)

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

他の言語
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