コルドバ歴史地区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コルドバ歴史地区 |
|
コルドバのメスキータ、「円柱の森」 | |
(英名) | Historic Centre of Cordoba |
---|---|
(仏名) | Centre historique de Cordoue |
登録区分 | 文化遺産 |
登録基準 | 文化遺産(1),(2),(3),(4) |
登録年 | 1984年 |
拡張年 | 1994年 |
備考 | |
公式サイト | ユネスコ本部(英語) |
地図 | |
コルドバ歴史地区(コルドバれきしちく)は後ウマイヤ朝の都であったコルドバにある世界遺産(文化遺産)地域。メスキータやローマ橋などの建造物とユダヤ人街が登録されている。
後ウマイヤ朝時代、メスキータはモスクとして建てられ、市の中心であった。その後レコンキスタによりキリスト勢力が失地を回復すると、メスキータの一部は壊され、キリスト教会に改築された。メスキータの窓などはイスラム装飾が残っている。
ユダヤ人街の花の小径は有名。
[編集] 登録基準
この世界遺産は、世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。
- (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
- (2) ある期間を通じて、または、ある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
- (3) 現存する、または、消滅した文化的伝統、または、文明の、唯一の、または少なくとも稀な証拠。
- (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する、建築様式、建築物群、技術の集積、または景観の優れた例。
スペインの世界遺産
World Heritage Sites in Spain |
|
---|---|
文化遺産 | |
コルドバ歴史地区 | グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン |ブルゴス大聖堂 | マドリードのエル・エスコリアルの修道院と遺跡 | アントニオ・ガウディの作品群(カサ・ミラ、グエル公園、サグラダ・ファミリア)|アルタミラ洞窟 | セゴビア旧市街とその水道橋|オビエドとアストゥリアス王国の建造物群 | サンティアゴ・デ・コンポステーラ | アビラ旧市街とムロス外の教会群 | アラゴンのムデハル建築 | トレドの歴史都市 | カセレス旧市街 | セビリャの大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館 | サラマンカ旧市街 | ポブレー修道院 | メリダの考古遺産群 | サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院 | サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路 | クエンカの歴史的城壁都市 | バレンシアのラ・ロンハ・デ・ラ・セダ | ラス・メドゥラス | バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院 | サン・ミジャンのユソ修道院とスソ修道院 | アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区 | イベリア半島の地中海沿いにある岩石芸術 | サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ | タラゴナの考古遺産群 | エルチェの椰子園 | ルーゴのローマ時代城壁群 | バル・デ・ボイのカタルーニャ・ロマネスク様式教会群 | アタプエルカの考古遺跡 | アランフエスの文化的景観 | ウベダとバエサのルネサンス様式記念碑的遺産群 | ビスカヤ橋 | |
自然遺産 | |
ガラホナイ国立公園 | ドニャーナ国立公園 | |
複合遺産 | |
イビサの生物多様性と文化 | ピレネー山脈のペルデュ山(フランスと共同) | |
世界遺産 | ヨーロッパの世界遺産 | スペインの世界遺産 | 五十音順 | |