コダマ

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コダマ
性別	牡
毛色	栗毛
品種	サラブレッド
生誕	1957年 4月15日
死没	1976年 6月28日
父	ブッフラー
母	シラオキ
生産	鎌田牧場
生国	日本（北海道浦河町）
馬主	伊藤由五郎
調教師	武田文吾（京都）
競走成績	17戦12勝
獲得賞金	1816万2300円
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コダマは日本の競走馬である。皐月賞・東京優駿を勝ち二冠馬になった。その他にも宝塚記念を制している。1990年 9月12日には顕彰馬に選定された。

[編集] 出自

1957年 4月15日に北海道浦河町の牧場で生まれる。母は牡馬相手に1949年の東京優駿で2着に入ったシラオキ（父プリメロ）で、弟に皐月賞を勝利したシンツバメ（父ヒンドスタン）がいる。厩舎は関西の大御所武田文吾調教師厩舎におかれる。

「コダマ」という名前は、鉄道ファンの馬主である伊藤由五郎が1958年から東京～大阪間を6時間50分で結んだ特急電車「こだま」号にちなみ、速く走れるように願って付けたもの。オーナーがこの馬のために東京に応援に行く時は、「第1こだま」の先頭車両（当時の三等車（1960年 7月1日より二等車）である12号車）の最前列に席を予約するという入れ込みようであった（弟のシンツバメも1960年6月1日に客車から電車特急になりスピードアップされた「（新）つばめ」号から名付けられた）。この馬の戦績は競馬ファン以外にもよく知られ、コダマという名にふさわしい超特急馬であった。

[編集] 来歴

1959年 9月20日に新馬戦でデビューしこれに勝つと続くレースも連勝し、3歳を3戦3勝で終える。翌1960年のオープン戦、スプリングステークスも勝つと、4月17日の皐月賞では2着に6馬身差をつけ圧勝。本来の主戦騎手・栗田勝落馬負傷の代打として騎乗した渡辺正人は、史上初の同一クラシック3連覇を達成した（その後、嶋田功がオークスで2人目の達成）。5月29日の東京優駿（日本ダービー）は調教途中に落鉄するトラブルに見舞われても、無敗で東京優駿（日本ダービー）をレコード（当時、2分30秒7）で勝利。無敗で皐月賞、日本ダービーの二冠を制したのは他にトキノミノル、シンボリルドルフ、ミホノブルボン、トウカイテイオー、ディープインパクトの5頭のみである。しかし10月8日のオープン戦で2着となり、無敗が止まる。以後菊花賞5着、有馬記念6着とふるわず。1961年は中距離で2勝を挙げるものの、4月29日の天皇賞（春）には出走取り消し。脚部不安により1年近く休養する。1962年も天皇賞（春）には出走せず、7月1日に当時2000mだった宝塚記念に優勝し、種牡馬になるため引退。

[編集] 代表産駒

ヒデコトブキ（桜花賞）

コダマの血統　（プリンスローズ系／Blandford4×3=18.75%）
父 *ブッフラー Bouffleur 1952　栗毛	Prince Chevalier 1943　鹿毛	Prince Rose	Rose Prince
			Indolence
		Chevalerie	Abbot's Speed
			Kassala
	Monsoon 1941　鹿毛	Umidwar	Blandford
			Uganda
		Heavenly Wind	Tai Yang
			Goodetia
母シラオキ 1946　栗毛	*プリメロ Primero 1931　鹿毛	Blandford	Swynford
			Blanche
		Athasi	Farasi
			Athgreany
	第弐スターカツプ 1937　栗毛	*ダイオライト	Diophon
			Needle Rock
		スターカツプ	*シンモア
			フロリスト F-No.3-l

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