ゲッツ板谷

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ゲッツ板谷（げっついたや、1964年 7月4日 -）は、日本のライター。本名、板谷宏一。東京都立川市出身。

パチンコ雑誌でデビューを飾る。当初は金角・銀角というコンビで活動しており、文章は金角、イラスト・漫画は銀角という分担になっていた。パチンコの旅打ち企画が好評だった。

後に、銀角との仕事への温度差から（ゲッツ談）コンビは解散となり、金角からゲッツ板谷と改名し、単独での活動を開始し現在に至っている。なお、銀角とのコンビは、「日本一凶暴なライター・イラストレーター」としても一部で有名であり、二人をモデルに大沢在昌が『らんぼう』という喧嘩っ早い刑事コンビを主人公にした小説を書いた事もある。また、西原理恵子の漫画『ぼくんち』のこういちくんもゲッツがモデルであると思われる。

途方もない「バカ」エピソードにあふれた自らの日常をつづった爆笑エッセイを数作執筆（代表作として、自らの家族の「バカ」に鋭くメスを入れた『板谷バカ三代』のほか『バカの瞬発力』など）。その他に西原理恵子の元夫鴨志田穣らとのアジア旅行を描いた『怪人紀行』シリーズや、自伝（?）不良小説『ワルボロ』、対談本『わらしべ偉人伝』などが刊行されている。

デビューのきっかけは西原理恵子の斡旋とされており、ファン層は西原ファン、パチンコファン、ヤンキーなどだと思われる。公式サイトは「Gコーポ」と称され、ゲッツ板谷本人の他、友人や面白そうなファンなどが文章を掲載している。近年、ファン層が広がっているのか、Gコーポの住人であり、友人の洋服店店長キャーム（『ワルボロ』やエッセイ群にも中学校時代の友人として登場。人生経験の豊かさ・濃さに定評がある）まで単独で本を出す事態となっている。

また、文庫の解説などから推して矢井田瞳、V6の井ノ原快彦、松尾スズキ、意外なところではよしもとばなな、楡周平などもゲッツのファンであるようだ。

[編集] グルメ

著作類によると週に何回かキッチンで腕をふるう。そのレパートリーは豚汁をはじめ、カレー、豚バラ肉の炒め、豚のひき肉炒めのサンドイッチなど豚肉を用いたものが多い、ちなみに豚汁には米麹を使用するなどその腕は素人ばなれしている。
著作や公式ページにグルメ情報がちりばめられている、国内にとどまらずインド・タイ・ベトナム・ミャンマーなど海外の情報もある。
ゲッツ板谷の本に添えられている西原理恵子の漫画によると野菜を食べられず母にみつかると怒られるので庭で焼いている描写がある、話半分としてもゲッツ板谷本人の書いた文章を読むと肉は牛や豚を問わずによく食べるが野菜はあまり食べないような印象を受ける。