クラッシュボウル
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クラッシュボウルとは、アメリカンフットボールの関東大学選手権のこと。1部リーグのA・Bブロックからそれぞれ2チームずつが出場し、トーナメント形式で対戦する。クラッシュボウルとはその準決勝と決勝の3試合の総称で、それぞれを「クラッシュボウル準決勝」、「クラッシュボウル決勝」と称することとしている。準決勝では、Aブロック1位とBブロック2位、Bブロック1位とAブロック2位がそれぞれ対戦する。
クラッシュボウルの勝者は関東学生リーグの代表チームとして甲子園ボウルに出場し、関西学生リーグの王者と対戦する。
なお、2006年度よりクラッシュボウルはA・Bブロック各1位校による決勝の1試合のみとなる。
関東大学選手権としては、1970年の第1回の1回戦、準決勝、決勝の形式に始まり(1978年～1980年は予選も開催)、1980年の第11回大会、日産がスポンサーに就いた第1回パルサーボウルまではこの形式。翌1981年の第2回パルサーボウルから1994年の第15回パルサーボウルまでは決勝の1試合のみであった。1995年から2005年までが冒頭のたすき掛け対戦の準決勝を開催。 クラッシュボウルの名称での開催は2000年度から。 優勝校は、1990年までは日本大学の黄金期であったが、1991年の専修大学、1992年の法政大学、1993年の日本体育大学とめまぐるしく変わり、1994年から2001年までの8連覇、2003年から2005年までの3連覇と、現在は法政大学の黄金期となっている。 2002年にはその法政王朝を崩し、早稲田大学が初の甲子園ボウル出場を飾っている。 開催地は、日産がスポンサーであったパルサーボウルでは横浜スタジアム、東京ドームとビッグスタジアムであったが、関東圏でのアメフト人気衰退からの運営費難などもあり、ここ10年程は転々としていた。現在では、準決勝は駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場、決勝は味の素スタジアムに定着している。
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