カシオトーン
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カシオトーン(Casiotone)は、カシオ計算機株式会社が製造・販売している電子楽器(キーボード)の総称である。最初に発売されたのは1980年。公式においては現在ではこの呼称ではなくなってはいるものの、今でも一部ではカシオの電子キーボード全体もしくは自動伴奏機能「カシオコード」を搭載したキーボードを指す言葉として使われている。
玩具を別にすれば唯一楽器メーカー以外で製造されている電子キーボードで、他社と遜色ない性能でありながら安い価格設定が特徴である。また、鍵盤が光るメロディガイド機能を搭載したのはカシオトーンが先である。
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[編集] 音源方式
1990年頃よりPCM音源に移行。最初期には本体にも「Pulse Code Moduration」と書かれていた(ステレオ式に移行したときにはその表示もあった)。廉価版機種では現在までPCM音源と呼ばれているのに対し、上位機種になるとCD音源やスーパーCD音源と独自の呼称が付く。さらに1機種(CTK-1000)のみに終わったIXA音源、同社の電子ピアノ「セルヴィアーノ」に採用されたA2(Aスクエア)音源を経て、現在ではHL音源もしくはZPI音源となっている。
GM対応になったのはCTK-750・CTK-650が最初であるが、この2機種は音色配列のみの対応のためGMマークが付いていない(それ以降の128音色以上を搭載する機種は完全対応している)。
[編集] 製品ラインナップ
過去の上位機種では「SUPER CD SOUND COMPOSER」や「IXA SOUND KEYBOARD」と音源方式にちなんだシリーズ名が付けられていたこともあった。
現在の製品ラインナップは以下の通り。
- 光ナビゲーションキーボード(LKシリーズ[1])
- ミュージックデザイナーシリーズ
[編集] 脚注
- ↑ LKという型式は、かつてカシオトーンのうち低価格帯の機種に教則本やビデオなどを付属して製造・販売されていたものにも命名されていた。