オカメインコ
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オカメインコ | ||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||
Nymphicus hollandicus | ||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||
w:Cockatiel |
オカメインコ (Nymphicus hollandicus) は、全長30cmほどの羽冠があるオウム。尾が全長の半分を占める。オーストラリアに広く分布し、群生する。オーストラリアでは最速の鳥といわれている。 オウム目オウム科にもかかわらずインコと呼ばれている最少のオウム。
飼い鳥として日本にも多く見られ、多種と一緒にいても平穏に生活し、容易に繁殖する。 種類は14種類。 主にアワやヒエなどの雑穀を好み主食とするが、野菜や果物も食べる。 ほっぺのように見えるところは耳になっている。 なつっこくてあまり差別をすることが無く、人見知りをしない。 しかし小心者なので夜に物音などすると暴れ回る。(オカメパニック) ルチノー系は色素が薄いため、 黄色をしている。 さらに目が赤くて、本来のオカメインコより目が悪いと言われている。 特に子供のころは専門家でも雄雌の判断をつけるのが難しい。
品種は主に体の羽色と模様、顔部分の色で区別され、 黄色いルチノー系の他に、グレーの原種のものをノーマル、うす茶色のものをシナモン(イザベラ)、色素がなく真っ白なものをアルビノ(WF・ルチーノ)、部分的に色抜けがあるものをパイド、羽にうろこ模様が入っているものをパール、ほっぺの日の丸が淡い黄色のものをイエローフェイス、オレンジのものをパステルフェイス、日の丸がないものをホワイトフェイスと呼ぶ。
平均寿命は15年程で個体によっては20年近く生きるものも珍しくない。
[編集] オカメパニック(Night frights)
基本的におとなしい性格のオカメインコは、夜中に大きい物音等がたつと暴れ回る。 また、たまに何も起きていないように思われるときでも暴れることがある。何か悪い夢を見たりしているのかもしれない。 このことを日本ではオカメパニック、英語ではNight frights(夜の恐怖)と呼んでいる。 朝起きて羽が下に落ちていることがあれば、この現象が起きている可能性が高い。 対策としては、常夜灯をつけておいて部屋を真っ暗にしないこと。 飼い主が起きてオカメインコに優しくつぶやく等々。
[編集] Sibley分類体系上の位置
[編集] 参考
- 磯崎哲也、木下隆敏 『ザ・オカメインコ』、誠文堂新光社、2002
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