アンディ・パートリッジ

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アンディ・パートリッジ(Andy Partridge 1953年 11月11日 - )は、イギリスのバンドXTCの創立からのメンバーで、ボーカル、ギターを主に担当。バンドのメインソングライターでもある。マルタ生まれ。離婚歴1回。

1953年マルタ島ヴァレッタにてアンドリュー・ジョン・パートリッジ／ヴェラ・パートリッジ夫妻の間に生まれる。（ちなみに誕生前、母ヴェラは生まれてくる子は女の子と信じ、ゲイルという名前まで考えていた。）

1957年に両親の故郷であるスウィンドンに移り、以後現在までスウィンドンで暮らしている。

XTCは1977年にヴァージン・レコードからデビュー、人気の獲得に伴い1982年までの5年間の大部分をライブツアーに費やしていたが、アンディのストレス性疾患（ステージ・フライト、彼の前妻が彼の服用していたヴァリウムを捨ててしまった事が引き金になったとの説もある）により、ツアーの中止を余儀なくされる。以後現在まで観客を前にしたライブを彼らは行っていない。

アンディはまたXTCの実質上のアート・ディレクターでもあり、ほとんどのXTCのアルバムデザインは彼のデザインイメージを基にしている。 "Rag and Bone Buffet"を例に取ると、アンディの「沢山の錆びた鉄クズ」のアイディアは、当時のメンバー3人の肖像をガラクタで作るという形に発展、裏ジャケットのデザインとなった。（表ジャケットもまた錆びた自転車のハンドルである）

XTCとしての作品に加えて、アンディは彼自身のレーベル Ape House より、デモ集を"Fuzzy Warbles"シリーズとしてアンディ・パートリッジ名義で第8集までリリースしている(2006年現在)。尚、タイトルの由来は「時計仕掛けのオレンジ」中の主人公の台詞に由来するものと思われる。

アンディは今まで多くのアーティストに演奏、作曲やプロデュースで協力しており、その中には、ピーター・ブレグヴァド、ミッチ・フリードマン、ジョン・グリーヴス、ライラック・タイム、トーマス・ドルビー、ダフィ、ジョン・アーマトレイディング、マーティン・ニューウェル、デヴィッド・ヤズベック、ヴォイスオブビーハイヴ、坂本龍一、テリー・ホール、キャシー・デニスおよびハロルド・バッド等がいる。

アンディはまた英国のバンドブラーのアルバム「モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ」のレコーディングにおいてプロデューサーを務めたが、途中で方向性の違いにより、スティーブン・ストリートに取って代わられている。

2004年には、"I Wonder Why the Wonderfalls"をTVドラマ"Wonderfalls"のテーマ曲として提供した。（ドラマ自体は視聴率低迷により短命に終わった）

前妻マリアンヌとの間にホリー、ハリーの2人の子供がいる。現在はエリカ・ウェクスラーと婚約中。