アオウミガメ
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| アオウミガメ Chelonia mydas | ||||||||||||||||||||||
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||
| Chelonia mydas | ||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||
| Green Sea Turtle |
アオウミガメ（青海亀、Green Sea Turtle、Chelonia mydas）は、カメ目潜頸亜目ウミガメ上科ウミガメ科アオウミガメ亜科アオウミガメ属に属するウミガメである。アオウミガメ属に属するのはアオウミガメとクロウミガメであるが、クロウミガメはアオウミガメの亜種であるとする説と、別の種であるとする説とがある。
[編集] 身体、生態の要約
熱帯域を中心に太平洋、大西洋、インド洋など世界各地の海域に生息する。成体の大きさは甲長1mから1.5m程度、体重は約200kgであるが、生息域によって多少異なる。背甲の鱗板は別種のタイマイのように重なっておらず、椎甲板の枚数は5枚、肋甲板は左右各4枚である。
ウミガメの中で唯一強い草食性を示す種であり、種子植物である海草類を主食としている。しかし海草類が少ない海域では、海藻類やその他の海洋動物を摂餌しているとの報告もある。餌の色素が体組織を染めて体脂肪が緑色になることからアオウミガメと呼ばれる。甲羅、頭部、手足などの色は青みがかっていることが多いが、赤みがかっていることもある。
雌は決まった海岸の砂浜に上陸し、砂浜に穴を掘ってその穴の中に産卵する。1回の産卵で、約100個の卵を産むが、そのうち子孫を残せるのは１/5000にすぎない。産卵時および孵化直後以外はほぼ一生を海中で過ごす。産卵場は熱帯域を中心に世界各地に広がっている。有名な産卵場としては、オーストラリア、コスタリカ、アセンション島等があり、日本では小笠原諸島や屋久島、沖縄諸島等がある。日本の個体群では、産卵場である小笠原諸島と、海草群落の発達した本州などの沿岸の間での回遊が知られている。日本では食用として小笠原諸島や八重山諸島といった一部の地域で漁獲されている。
[編集] 日本で見られる施設
多くの施設で飼育されている。新鮮な海草類を安定して入手することが困難なため、餌としてはキャベツなどが用いられることが多い。
- 横浜・八景島シーパラダイス（神奈川県横浜市）
- 新江ノ島水族館（神奈川県藤沢市）
- 海遊館（大阪市）
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