アイスクライマー

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アイスクライマー
ジャンル	アクションゲーム
対応機種	ファミリーコンピュータ[FC] アーケード[AC] ディスクシステム[FCD] ゲームボーイアドバンス[GBA]
開発元	任天堂
発売元	任天堂
人数	1～2人
メディア	[FC]192Kbitカセット [FCD]ディスクカード(片面) [GBA]カセット
発売日	[FC]1985年 1月30日 [AC]1985年 [FCD]1988年 11月18日 [GBA]2004年 2月14日

■テンプレート（■ノート）

『アイスクライマー』 (ICE CLIMBER)は、任天堂から発売されたゲームソフトである。1985年 1月30日にファミリーコンピュータ用のアクションゲームとして発売された。

[編集] 作品解説

当時はそのゲーム性が非常に人気を呼び、同年に『VSアイスクライマー』としてゲームセンターに登場。現在でも根強いファンが多く、2004年 2月14日に発売されたファミコンミニ第1弾のタイトルにも選ばれた。1988年 11月18日にディスクシステム版も発売されており、こちらは『VSアイスクライマー』を元にした内容になっている。

[編集] ルール

プレイヤーはエスキモー（1Pがポポ、2Pがナナ）を操作して山の頂上を目指す。山は階層状になっており（茶色と緑色と水色がある）、ほとんどの場合その階層の間はブロックがある。このブロックを木槌で砕きながら上へ進んでいく。このゲームは二人同時プレイが可能で協力して山を登ることができるが、相手の邪魔をして争うといった異なる遊び方もできるためゲームとしての魅力が増している。

山中にはトッピー、ニットピッカー、ホワイトベア、コンドルといったキャラクターが登場し、プレイヤーの行く手を阻む。これらは木槌で追い払うこともできる。

トッピー

アザラシのようなキャラクター（『VSアイスクライマー』では白い雪男（イエティ）のようなキャラクター）で、フロアに穴を見つけると氷で埋めてフロアーを作る。触れるとミスになる。

ニットピッカー

鳥のようなキャラクターで、同社の『ドンキーコングJr.』にも登場。このキャラクターに当たるとミスになる。ステージが進むごとに飛翔スピードが高速化して難度性は増していく。しかし56面になると同時にそのスピードはゼロになり、それから再び僅かずつスピードが速くなっていく。これはプログラム上のループ設定が原因だと考えられる。

ホワイトベア

白熊のようなキャラクターで、何故かサングラスとパンツを着用している。同じフロアに長い間とどまっていると画面を強制スクロールさせる。スクロールによって画面外に押しやられるとミスになってしまうので、その点にも注意してゲームを進めなければならない。

ステージによっては上層のブロックからツララが落ちてくるので注意しなければならない（木槌で砕くことは可能）。『VSアイスクライマー』ではステージによって吹雪があり、その場に留まっていると吹雪に流されてしまう。ブロックがない層の場合はサイドの山形ブロックの形が異なり、そこから雲が出てくる（乗れる）。

各ステージは8階層登るとクリアとなり、時間制限付きのボーナスステージに入ることができる（「大乱闘スマッシュブラザーズDX」のボーナスステージもこれがモチーフになっている）。これ以降は画面外に落ちてミスになっても残り人数が減ることはなく、次の山に進むことができる。ここではなすびなどの野菜が配置されており、これを取ることでスコアを増やすことができる。野菜の中で4ステージに登場するとうもろこしのみ、1つ以上取ると1UPする。

無事山頂に着くと翼竜のような外見のコンドルが空を飛んでいる。これに時間内に捕まればその山はクリアとなり、さらにボーナス点が入る。

[編集] その他

プレイヤーキャラクターのポポとナナは、ゲームキューブ用ソフト『大乱闘スマッシュブラザーズDX』にて16年ぶりにゲームに登場し、このゲームで初めて彼らを知った人も多い。2人の間柄について「幼なじみ的な男女で、友達以上恋人未満」と解説された。ちなみに彼らのステージはFC時代とデザインは異なり（ブロックやベルトコンベアが本物の氷に、「1」「2」という番号が振られなくなった）ステージ名は「無限氷山　アイシクルマウンテン」である。

NES版では、トッピーがVS.アイスクライマーと同じグラフィックになっている。また、EUROPEAN VERSIONのパッケージ裏面に使われている写真のトッピーは不自然に塗りつぶされている。