らいおんハート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

らいおんハート
SMAP のシングル
リリース	2000年 8月30日
ジャンル	J-POP
レーベル	ビクターエンタテインメント
チャート順位
1位 (オリコン)
売上枚数
累計売上156.3万枚 (オリコン)
SMAP 年表
Let It Be （1999年）	らいおんハート (2000年)	Smac （2001年）

らいおんハートは、2000年 8月30日にビクターエンタテインメントよりリリースされたSMAPの32ndシングル。

[編集] 概要

草彅剛主演の日本テレビ系ドラマ「フードファイト」主題歌。
作詞は脚本家の野島伸司、作曲・編曲は様々なアーティストの音楽活動に携わっている小森田実。表記はコモリタミノルとなっている。
歌詞は男性から女性への想いを表していて、ラブソングの王道として知られている。ゆえに結婚式の定番の曲にもなっている。
SMAPとしては2度目のミリオンセラーを達成。年間シングルチャート6位。
ちょうど10回目の出場となるNHK紅白歌合戦でこの曲を歌い上げた。
発売直後に木村拓哉が工藤静香と入籍を果たしたことからこの曲は木村からのプロポーズソングと言われている。
カップリング曲の『オレンジ』は『らいおんハート』の前評判があまりに大きかったため、メディアで大きく取り扱われることは無かった。しかしこの曲の人気は絶大なものがあり、隠れた名曲として扱われることが多い。実際は隠れたとは言い難く、人気としては『らいおんハート』を凌いでいる。ゆえに「もし、大きく取り上げられていたら200万枚以上売れた」とも言われている。
2005年のツアーで「らいおんハート」は歌われなかったが「オレンジ」は歌われた。
作詞･作曲は後に発売する『Triangle』などを手がけた市川喜康。編曲はZAKI。
木村拓哉はこの曲にかなり強い想いがあり、「SMAP×SMAP」で曲の最後の歌詞を「さよなら」から「ありがとう」に変えていたこと他のメンバーに語った。
亀田興毅はこの曲をSMAPで一番すばらしい曲であると発言したことがある。
余談だが、この曲以降、後に発売する『友だちへ～Say What You Will～』を除き、中居にソロパートが与えられている（ちなみにこの曲は自身が主演したドラマ「フードファイト」の主題歌にも関らず草彅にソロパートが与えられていない）。
また、木村拓哉のWhat's up SMAPでは一度だけ木村拓哉一人が歌うデモバージョンがOAされたことがある。こちらではアレンジは全く同じであるが、イントロやサビのコーラスなどが微妙に違っており、いかにもデモバージョンといった代物である。
『らいおんハート』は2001年 3月23日発売のベストアルバム『Smap Vest』に、別ヴァージョンとしては2000年 10月14日発売のアルバム『S map ～SMAP014』に『らいおんハート (014 Version)』として収録されている。『オレンジ』においては2001年 8月8日発売のアルバム『ウラスマ』に収録されている。
『S map ～SMAP014』に収録されている『らいおんハート (014 Version)』はメンバーに与えられているパートが異なる。シングルバージョンには草彅のソロパートが存在しなかったが、こちらのバージョンには存在する。

[編集] 収録曲

らいおんハート
- 作詞：野島伸司 / 作曲・編曲：コモリタミノル
オレンジ　
- 作詞・作曲:市川喜康 / 編曲:ZAKI
らいおんハート (music track)
オレンジ (music track)

[編集] 参加ミュージシャン

小島良喜
知野芳彦
エリック宮城
中川英二郎
清岡太郎
鈴木明男

[編集] その他

小泉純一郎が首相在任時に発行していた「小泉内閣メールマガジン」の冒頭には「らいおんはーと」と題した首相からのメッセージが掲載されていた。これは自分の髪型がライオンのたてがみに見えることと、就任当時のヒット曲をかけたものであった。

[編集] 外部リンク

らいおんハート（ビクターエンタテインメント）

オリコン週間シングルチャート第1位 2000年 9月11日付
前作: GLAY 『とまどい／SPECIAL THANKS』	SMAP 『らいおんハート』	次作: モーニング娘。『I WISH』
オリコン週間シングルチャート第1位 2000年 9月25日付 (通算2週)
前作: モーニング娘。『I WISH』	SMAP 『らいおんハート』	次作: ポルノグラフィティ『サウダージ』