たかみね駆

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日本の漫画作品

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たかみね駆（たかみねかける、1972年 5月20日 - ）は、日本の漫画家。

東京都出身。東京造形大学デザイン科卒業。

同大学入学直後に『まんがパロ野球ニュース（月刊スポコミ）』でデビュー。読者コーナーなどから同誌の人気作家の１人であったことがわかるが、同誌版元の竹書房から単行本は発刊されていない。『月刊スポコミ』から雑誌コードを引き継いだ『まんがくらぶオリジナル』では、ごく初期、占いコーナーのカットを担当していた。

中日ドラゴンズファンでプロ野球に題材を求めた４コマ漫画・ショートコミックが中心だが、「スーパーロボット大戦シリーズ」などを題材にしたロボット系アンソロジーへの寄稿もある。ちなみに、大学卒業後株式会社バンプレストに就職・勤務していた（1997年退社）。活動ジャンル・作風・ペンネームなどから誤認されがちだが女性である。

初連載作「きまぐれMVP！」はその後主流となっていくキャラクター重視型野球４コマのはしりであり、２作目「さわんだふるA」でさらにその色を濃くした。選手の見た目や印象からキャラクターを作る（ex.馬面の選手→劇中で馬扱いなど）というよりは、実際にあったエピソードを拡大解釈したネタおよびキャラクターが多い。

デビュー当時は「ご意見番GAL」というキャッチフレーズをつけられていたが、作中で選手や球界に苦言を呈することはほとんどない。その姿勢が支持されている反面、ファンフィクション的だ、もっと批評的であれという意見もある。否定を極力排除しているのが良くも悪くもこの作者の特徴である。