さんまのまんま
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さんまのまんまは1985年4月8日から関西テレビで放送されているトーク番組である（一部地域のみ字幕放送）。明石家さんまの冠番組。現在は毎週金曜日19:00-19:29に放送されている。（関西テレビ）
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[編集] 番組概要
司会のさんまの家に見立てたセットにゲストを招いてさまざまなトークをする。番組キャラクターに「まんま」という着ぐるみの犬型宇宙怪獣（フルネームは明石家まんま、通称まんまちゃん）がいる。宇宙船が故障して地球に不時着し、さんまの元で飼われている設定。この事はフジテレビのトリビアの泉で取り上げられたことにより明らかになるまで放送開始からかかわっているスタッフ以外知られていなかった。ちなみにまんまの中の人の年齢は52歳、さんまの二歳年上である。
ちなみに、関西テレビ以外では、フジテレビ他の全国ネットで放映されている。番組には主題歌もあり、作詞：明石家さんま、作曲：桑田佳祐、ダンス振付：中森明菜 という豪華メンバーで作られている。伝説の音楽番組｢メリー・クリスマス・ショー｣（1986年）内でもミュージシャン明石家さんまと桑田佳祐のデュエットで生放送された。
収録はレモンスタジオで行われている。（東京に関西テレビ所有のスタジオが無かった1992年3月までは、フジテレビのスタジオを借りて収録が行われていた。その為「製作協力:フジテレビ」のクレジットが入っていた時代があった）
正月や秋に毎年2回、総集編を兼ねたスペシャル番組「さんまのまんまスペシャル○○（西暦）」、「新春大売出し!さんまのまんま」を全国ネットで放送している。
また3ヶ月に1回程度、総集編「臨時発売!さんまのまんま大全集」が放送されている。
- 当初は、ゴールデンの全国ネットで放送する予定もあったが、さんまが、「ゴールデンに放送することは、番組の目的が変わる」ということで拒否した。フジテレビでは番組開始当初から幾度かの枠の変更もありながら通常放送は深夜である。
毎年秋の「さんまのまんまスペシャル○○（西暦）」では放送日が月曜・火曜夜9時～11時の編成だった場合は関西テレビがネットセールス分の提供出し・CMも含めマイクロ受け、それ以外はフジテレビがマイクロ受けし、エンドロールに「制作・関西テレビ、フジテレビ」とクレジットする。2001年以降から水曜夜9時～11時30分に編成されている。（これはかつてレギュラー編成時に明石家さんまが「明石家マンション物語」→「明石家ウケんねん物語」(現在の「水10!」枠に相当)に出演した名残がある。）
関西地区の放送曜日は、開始当初から1994年3月までは毎週月曜日、1994年4月から1996年3月までは毎週金曜日、1996年4月から2002年3月までは毎週火曜日に放送されていたが、時間帯は開始当初から19時台前半で固定されている（ただし、2004年10月からは後番組のムハハnoたかじんとの関係で放送終了が19時29分になった）。
[編集] エピソード
- 記念すべき第1回目のゲストは榊原郁恵。ゴシップ雑誌の突撃取材から逃れるため（当時彼女はドラマで共演した渡辺徹と付き合っているのが巷の話題だった）、さんまの部屋に逃げ込んでくるという導入部分がもうけられた。ちなみに、さんまはその榊原と渡辺の共演したドラマに出演していてふたりと懇意だった。
- 郁恵が所属している事務所の後輩の山瀬まみがゲストで出演した際、山瀬が習字を披露したが、たどたどしい態度と下手くそ振りにさんまが激怒し、それでも山瀬が「二段だもん！」と言い張ったために収拾がつかず、ついに泣かせてしまったことがある。（さんまは、ひたすら謝っていた。）
- 酒井法子や田村英里子も泣かされたことがある。
- 緒形拳が出演した際、さんまの女装写真パネルを異常なまでに気に入り、セットをこわす勢いでパネルを取り出した。
- さんまの自宅という設定にもかかわらず、西川のりおや加賀まりこは土足のまま収録を通したことがある。
- 前妻の大竹しのぶは、結婚前（というか交際前）に出演している。
- 大全集のプレゼントは実際は当選人数よりも1人少なく、残りの1個は中村玉緒にあげている。
- RAG FAIRがゲスト出演した際、約20年振りに、この番組の主題歌とされる（上記参照）曲をアカペラで披露した。それを聴いたさんまは「格好良い」「エンディングテーマにしようか！？」などと絶賛した。
[編集] スタジオセット
- 1985.04～1992.03（アパートの一室のようなセット）
- 1992.04～1997.09（マンションの一室のようなセット）
- 1997.10～2002.12（一軒家のようなセット）
- 2003.01～現在（先代のセットをマイナーチェンジ）
※セットの変貌はメインであるさんまの年齢やキャリアが上がるに連れて変わるという設定。
[編集] スタッフ
- 企画 : 杉本高文
- 構成 : 黒木一由、寺崎要
- スイッチャー（SW） : 毛利敏彦
- カメラマン : 秋庭秀行、板橋和也、蛭田英和、湯沢満
- 音声 : 左口満寿、堀内義久
- ビデオエンジニア（VE） : 大槻浩司
- VTR : 山本宏
- 照明 : 田村春夫、西部民子
- VTR編集 : 佐藤学、渡辺千晶
- MA : 横倉巌
- 音響効果 : 山下喜一郎
- 美術 : 松沢由之
- セットデザイン : 雫石洋治
- 美術進行 : 山根安雄
- 大道具 : 多田文彦
- 装飾 : 中村俊介
- 生花装飾 : 和田純一
- アクリル装飾 : 岡田貴雄
- スタイリスト : 矢野悦子（さんま担当）、山下貢理子
- メイク : 高林悦子
- 編成担当 : 青木裕子
- 番組広報 : 金谷卓也
- タイムキーパー : 土屋克代
- アシスタントディレクター : 八重澤章宏、輿石将大、大島丈典
- アシスタントプロデューサー : 河野康弘、加藤ともみ（吉本興業）、岩見ゆう子（ザ・ワークス）
- ディレクター : 中畠義之（KTV）、安藤貴史
- 演出 : 加藤雅也（KTV）
- プロデューサー : 吉條英希（KTV）、小田切正明（フリー）、水上晴司（吉本興業）
- 協力 : 八峯テレビ、フジアール、レモンスタジオ、クロースタジオ
- 制作協力 : TOSS PLANNING
- 企画制作 : 関西テレビ、吉本興業
- 制作著作 : 関西テレビ
[編集] ネット局・各地の放送時間
主に地方局のローカル番組の穴埋め枠で放送。
- 北海道文化放送（土 18:30-19:00）
- 岩手めんこいテレビ（金 25:00-25:30）
- 仙台放送（金 25:05-25:35）
- 秋田テレビ（土 18:00-18:30）2005年5月より。※スポンサーの関係で「ミュージックフェア」をネットできないための編成。
- さくらんぼテレビ（土 17:00-17:30）
- 福島テレビ（土 16:00-16:30）
- フジテレビ（金 25:50-26:20）：回数によって放送日程がまちまち
- 新潟総合テレビ（土 16:00-16:30）
- 長野放送（土 16:00-16:30）
- 富山テレビ（土 18:30-19:00）
- 石川テレビ（土 18:30-19:00）
- 福井テレビ（土 18:00-18:30）※スポンサーの関係で「ミュージックフェア」をネットできないための編成。
- テレビ静岡（金 25:10-25:40）
- 東海テレビ（日 09:00-09:30 2006年3月まで 土 15:58-16:25）
- 関西テレビ※さんまのまんま制作局。（金 19:00-19:28）
- 山陰中央テレビ（土 18:00-18:30）
- 岡山放送（土 16:30－17:00）
- テレビ新広島（金 25:05-25:35または土 16:30-17:00）
- テレビ愛媛（土 17:00-17:30）
- 高知さんさんテレビ（土 17:00-17:30）
- テレビ西日本（土 17:00-17:30）
- サガテレビ（土 18:30-19:00）
- テレビ長崎（土 18:30-19:00）
- テレビくまもと（土 18:30-19:00）
- テレビ大分（土 18:30-19:00）
- テレビ宮崎（不定期放送）
- 鹿児島テレビ（土 18:00-18:30）※スポンサーの関係で「ミュージックフェア」をネットできないための編成。
- 沖縄テレビ（日 24:15-24:45）
[編集] 関西テレビ、フジテレビ系以外の局
- 青森放送（日本テレビ系）（日 14:25-14:55）
- 山梨放送（日本テレビ系）（金 10:50-11:20 2006年3月まで日 16:55-17:25新番組開始のため移動）
- 四国放送（日本テレビ系）（土 17:00-17:30）
- テレビ山口（TBS系）（不定期放送。1987年9月まではフジテレビ系にもFNSにのみ加盟していた）
※また、さくらんぼテレビ開局以前は山形テレビ（当時フジテレビ系《現・テレビ朝日系》）→テレビユー山形（TBS系）、高知さんさんテレビ開局以前はテレビ高知（TBS系）でもそれぞれ放送していた。
